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宿での乱闘と手打ちからさらに数日後。
テツヤたちがその間ターゲットにしてたのはペリン商会じゃなくて、町にいるもっと規模の小さい地回りの組織だった。
やることは簡単。その辺をウロウロしてるいかにも悪そうなゴロツキをボコボコにして、そいつが所属してる組織を聞き出したら本拠地に乗りこんでボコボコにする。
「あのクリーズだとか名乗っていた、人に似た形のクソが言うことを認めるのは癪ですが、確かに雑魚ばかりですわね」
ハギの言う通り、人数的にもテツヤたちと大差ないような小規模な組織ばっかりで、そいつらが盗品を売ったり飯屋でぼったくったりして小銭を稼いでる。
ペリン商会が相手にしないような小物ばかりだけど、数を集めればそこそこの額にはなる。
そんなワケで、犯罪者連中からさらに犯罪的な方法で金品を巻き上げて、ちょっとずつ力を蓄えてる状態。
「完全に壊滅させたら、ワタクシたちの稼ぎになりませんからね。大事に維持しながら上前だけはねなくてはいけません。農業のようなものですわね」
「ハギさんはいっぺん、農業やってる人たちに謝った方がいいッス」




