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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 8 賭場と火薬と三つ巴
139/350

#139

 警察署長のクリーズが、警棒片手にテツヤたちのいる方へ迫ってくる。

 後ろでは、警官たちが宿の入口に待機してる。もし署長に何かあったら、いつでも突入できるシチュエーション。

「警察とは卑怯な! さては貴方たちが呼んだのですか?」

「ンなワケねーだろ! 誰が警察サツなんかに頼るかよ!」

 ハギの問いかけに、速攻で否定する。どうやらペリン商会も、警察との関係はよろしくない模様。

「私が呼びました」

 宿の支配人が、オロオロと手を挙げる。どうやらラスクたちが不利と見て、独断でやらかしたようだ。

「余計なマネを……」

「まったくだ……」

 ハギとペリン陣営の両方に睨まれて、「ひいいい」と縮こまる支配人。その様子を見て、クリーズはさらにニヤニヤ。

「まあケンカの原因なんざ見当がついてる。どうせオメーらのことだ、賭場の利権とかいったクソみてえな理由なんだろう」

「……」

 どうやら賭場を開いてることも、警察にはバレてたらしい。

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