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#135
「ホラ、さっきまでの威勢はどうしました? もう二度と治療しなくてもいいように、首と胴体をセパレートにして差し上げましょうか」
カヌレの顔とか腹とか、情け容赦もナッシングでガンッガンに蹴りまくるハギ。魔法で脚力を強化してるみたいで、細いエルフの足から出てるとは思えないくらいに蹴りは重厚でストロングスタイル。
「うおお」
「やっちまえ」
カヌレの手下たちがヤケになって特攻してくるけど、考えもなくバラバラに攻めてくる雑魚はテツヤにとっても敵じゃない。
「数も少ねえッスね。オメー見捨てられたんじゃねえッスか」
雑魚たちを拳で次々とダウンさせながら、テツヤが尋ねる。するとカヌレは、前回以上にフルボッコにされてるのに「へっ」とあざ笑う。
「ここにいねえ連中は事務所で待ってるワケじゃねえ。別の場所に向かってんだ。どういう意味かわかるか」
「まだ余裕があるみたいですね。そのうるさい舌を焼いてしまいましょう」
手に火の玉を浮かべるハギを、テツヤが慌てて止めた。
「それどころじゃねえッス、コイツらのホントの狙いは宿屋ッス!」




