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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 8 賭場と火薬と三つ巴
134/350

#134

「そう言われたら、ちょっとだけ思い出してきましたわ。確かショートソードを返してもらうように、そちらのボスに交渉してくださるという話でしたわよね?」

 宿で話した時はそういうことだったんだけど、当然のごとくカヌレはスルー。

「知るかンなもん! こっちは落とし前つけるまで戻ってくんなって言われてんだ、どうしてくれんだオラー!」

「そうですか」

 ハギたちもカヌレが素直に従うとは思ってなかったから、この対応はむしろ想定内。ハギは慌てず騒がず、カヌレの腹に回し蹴りを叩きこむ。

「ぐはっ」

 前かがみになったところで髪をつかんで引き起こして、ガラ空きになったボディにヒザ蹴りを1発、2発。

「それでしたら貴方に用はありません。今度こそ死になさい」

「ま、待て! おかしいだろ色々と!」

 カヌレが訴えるけど、ハギがそんなたわ言を聞くはずナッシング。

 周りに隠れてたカヌレの手下たちが慌てて出てきても、テツヤがハギの背後をがっちりガードしてるから手が出せない。

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