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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 8 賭場と火薬と三つ巴
133/350

#133

 クリーズに絡まれてから数日後。

 テツヤとハギがいつものように通りの店を巡回して、何かおかしなことが起きてないかパトロールしてると、向こう側から寄ってくる人影。

「おう、久しぶりだな」

 下からえぐりこんでくるような視線でガンを飛ばしてくるゴブリンに、ハギが尋ねる。

「どなたでして?」

「あー!? テメ何サクッと忘れてんだコラー!」

 いきなりぶちキレるゴブリンに、ハギはキョトンとする。どうやらガチのリアルで忘れてる模様。

「ハギさん、カヌレッスよこいつ。こないだ宿でハギさんがボコったヤツッス」

 テツヤが説明するけど、ハギはさらに首をかしげる。

「え~、あの時殺しませんでしたっけ?」

「死んでねーよ! テメーらにバチボコにされた後、治療師ヒーラーんとこに毎日通って、やっとここまで治ったんだよ!」

 しばらく会わなかったのも、どうやらそれが理由だったみたいだ。

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