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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 7 ヒゲとハサミと特殊警棒
131/350

#131

「とにかく、今は組織の足場を固める時期だ。警察を敵に回すのは得策じゃない」

 ラスクの言葉に、テツヤもうなずく。

「そうッスよ。『アイツらは必要悪だ』ってアニキも言ってたッス」

「ぐぬぬ」

 ハギがうなるけど、全員に説得されたら折れるしかない。

「今は仕方ないからガマンして差し上げます。ですがギルドがもっと強大になったら、必ず根絶やしにしてやりますからね!」

「ハギさんどんだけ警察嫌いなんスか……」

 そりゃテツヤだって好きじゃないけど、ハギの嫌いっぷりは常軌を逸してる。

「過去に何かあったんスか?」

「ありませんわそんなもの。ですが、ああいう権力を持った人間は特に嫌いですわ」

「よくそんなので宮廷魔導師になろうと思ったッスね」

 そりゃ面接も落ちるはずだ。

「つまり当面は、今とやることは変わらないんですねえ」

「そうなるッスね」

 フィナンシェの言う通り、今はギルドを大きくするのが最優先。

「ネリキリたちはどうですの?」

 宿屋で賭場を開いてるネリキリに聞いてみる。

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