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「とにかく、今は組織の足場を固める時期だ。警察を敵に回すのは得策じゃない」
ラスクの言葉に、テツヤもうなずく。
「そうッスよ。『アイツらは必要悪だ』ってアニキも言ってたッス」
「ぐぬぬ」
ハギがうなるけど、全員に説得されたら折れるしかない。
「今は仕方ないからガマンして差し上げます。ですがギルドがもっと強大になったら、必ず根絶やしにしてやりますからね!」
「ハギさんどんだけ警察嫌いなんスか……」
そりゃテツヤだって好きじゃないけど、ハギの嫌いっぷりは常軌を逸してる。
「過去に何かあったんスか?」
「ありませんわそんなもの。ですが、ああいう権力を持った人間は特に嫌いですわ」
「よくそんなので宮廷魔導師になろうと思ったッスね」
そりゃ面接も落ちるはずだ。
「つまり当面は、今とやることは変わらないんですねえ」
「そうなるッスね」
フィナンシェの言う通り、今はギルドを大きくするのが最優先。
「ネリキリたちはどうですの?」
宿屋で賭場を開いてるネリキリに聞いてみる。




