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「偉いか偉くないかって言われたら、そりゃ偉い方に入るわなあ」
ネリキリは紙巻きタバコをプッカー吹かしながら答える。
テツヤたちがメシを食ってる横でタバコをすうのは、料理人としてどうなんだ。
「カスタード・クリーズ。この町の警察を仕切ってる事実上のボスだ。ペリン商会のプラリネ・ペリンでも、ヤツとだけはまともにやり合うのを避けてるってウワサだ」
「そんなにすげえんスか!?」
ペリン本人に会ったことはないけど、カヌレの言いようからラスボス的な存在なのかって思ってただけに、テツヤは驚きを隠せない。
でも、キレてるハギにとってはそんなの関係ねえ。
「どれだけ偉かろうが、死体になってしまえば無力です。今すぐ警察署を爆撃しましょう!」
「だからダメッスって! つーかさっきよりヒドくなってるッス!」
手がつけられないハギの耳元に、フィナンシェがスーッと近寄ってささやく。
「殺しちゃうと、化けて出るかもしれませんよう?」
「ひいいいいい!」
途端にハギの動きが止まる。このメガネゴーストは、暴走しがちなハギの抑止力としても役立ってくれそう。




