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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 6 ソバとデートと火炎瓶
122/350

#122

「では、近いうちに書類を用意してまた来ますわ」

「はいっ、お待ちしております」

 店主にヘコヘコ見送られて、店を出るテツヤたち。

「腹減ったッスね。ついでにあの店で食ってけばよかったッス」

「イヤですわ、あんな小汚い店で食事だなんて」

 そう言って、テツヤの腕にしがみ付いてくる。

「あんな店よりも、もっとオシャレなお店に行きましょう」

「どうしたんスか急に」

「だって、デートなんでしょ?」

 笑顔のハギ。

「いやアレは例えッスから。マジでデートってワケじゃ――」

 テツヤが慌てると、ハギは手にまだ持ってた火炎瓶をチラつかせる。

「何か言いました?」

「いや……何でもねえッス」

 火炎瓶で脅されるのはさっきの店主と同じだけど、その内容はかなり違う。

 そんなハギの様子にヤバさを感じつつ、まんざらじゃない気もしつつあるテツヤだった。

★アニキ語録

『ケンカの時はとにかく最初にでけえ音を出せ』

 言われてすぐの頃は、アニキが何でもいいって言うんでシンバル鳴らしたら、後でアニキにボコボコにされたッス。

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