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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 5 塩とメガネと幽霊屋敷
109/350

#109

「ねえハギさん、入れてあげましょうよ。かわいそうッスよ」

「人手も足りないし、今は1人でも増やしたいからな」

 テツヤたちが説得すると、ハギも最後には仕方なく受け入れた。

「うう、わかりましたよ。これも目的のためですね」

「ありがとうございますう!」

 フィナンシェは喜んで、テツヤたちの高さへ降臨。

「ウギャー、こっち来んな! むっ殺しますよ?」

「もう死んでますう」

 ガンガン塩を撒くけど、そもそも効果はない模様。

「ハギさん落ち着くッス。アニキもよく言ってたッス、『オバケは拳銃チャカを持たねえから危なくねえ』って」

「そうですよう、わたしはいいゴーストですう。お掃除も大好きですからあ」

「へえ、それはありがたいッスね」

 正直テツヤたちに家事能力はナッシングなので、掃除をしてくれるだけでもありがたい。

「今までこの屋敷で殺された人たちも、みんなバラバラに切り刻んでから森に捨てて、獣のエサにしちゃいましたからあ」

「怖ーい!!」

 4人の声がまた揃う。

 こうしてシンジュク・ギルドに、また新たなメンバーが加わったのだった。

★アニキ語録

『オバケは拳銃チャカを持たねえから危なくねえ』

 アニキはオバケ屋敷でも全然怖がらねえで、脅かすスタッフを全員ボコボコにしてたッス。

 むしろアニキが一番怖かったッス。

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