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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 5 塩とメガネと幽霊屋敷
107/350

#107

「エルフ、というかマジックユーザーは全体的に精神的メンタルな部分には敏感なんです。だから精神だけで存在しているゴーストみたいなタイプとは、特に相性が悪いんですよ」

「そんなこと言っても、もうここ買っちゃったんスから、しばらくはここを拠点にするしかないッスよ」

 幽霊屋敷のウワサ→実は地主の罠だった→けど幽霊はホントにいたっていう、要点をまとめるとB級ホラーのオチみたいな展開にとまどいつつ、テツヤたちは今後の対応を協議する。

 つっても、元から少ない所持金のほとんどをこの屋敷にぶっこんじゃったんだから、今さら別の物件なんて探せるはずもナッシング。

「あのう、皆さんはどういうご関係なんですかあ? 見た感じ、家族じゃないみたいですけどお」

 フィナンシェが尋ねてくるので、代表してテツヤが答える。

「オイラたちは、ペリン商会をぶっ潰すためのチームを立ち上げたばっかりなんスよ」

 雑な説明で伝わったのかどうかはわからないけど、フィナンシェは「ふうん」とつぶやいてからさらにクエスチョン。

「でしたらあ、わたしもそのチームに入れてくれませんかあ?」

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