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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 5 塩とメガネと幽霊屋敷
106/350

#106

「こっちの世界じゃ、ゴーストってそんな普通にいるものなんスか?」

 ハギは脅えまくってて会話が成立しないので、ネリキリたちに聞くテツヤ。

「アンタの世界を知らないから比較はできないけど、まあエルフや俺たちコボルドみたいに、人間以外の種族の1つとして認知されてるくらいにはいるぜ」

「なるほど」

 元の世界と違って、少なくとも存在は確定してる模様。

「で、ハギさんはなんであんなに脅えてるんスかねえ」

 殺した相手が化けて出たとかなら怖いかもしれないけど、別にそういう因縁もないみたいだし、ハギがあそこまで過剰に怖がるのがテツヤにはピンとこない。

(フィナンシェさん、別に悪いゴーストじゃなさそうッスし)

 そんな疑問に、ハギが直接アンサー。

「ううう、人間やコボルドみたいに鈍感な種族には、ワタクシの気持ちなんか理解できないんでしてよ。エルフは繊細なんです。スチールたわしみたいに」

「かなり頑丈ッス」

 ガンコな汚れをこすって落とすヤツだ。

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