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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 5 塩とメガネと幽霊屋敷
104/350

#104

「まあ、幽霊がどうこう言ってたのも結局デマだったみたいだし、屋敷が手に入って一件落着ってことでいいんじゃないか?」

「そうッスね」

 ラスクの言葉に、テツヤもうなずく。

「じゃあ今日のところは宿に引き上げて、明日から掃除と引越しを始めましょう」

「そうだな。ワシの手当てもしてほしいし」

「皆さんが無事でよかったですよう。また殺されちゃうかと思いましたからあ」

「……」

「……」

「……」

「……」

「……?」

 沈黙。

 顔を寄せ合い、小声でつぶやく4人。

「今、何か聞こえなかったか?」

「たたた確かに何か聞こえた気がしますけどき、気のせいですよね?」

「やっぱこの屋敷、何かいるんじゃないかって気がするッス」

「そうだな、ワシもさっきから妙な気配を感じるんだが」

「え、どこどこ、どこですかあ?」

「おまえだー!!」

 4人がいっせいに指さしたのは、頭上にふんわり浮かんでたメガネの少女。

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