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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 5 塩とメガネと幽霊屋敷
100/350

#100

「どゆことッスか!? ちゃんと説明してほしいッスよ!」

 階段の上にいる地主を見上げて、テツヤが叫ぶ。

 するとさっきまでイヒイヒ笑ってた地主が、表情を一変させてぶちキレてる。

「ちいっ、ガキどもとジジイだと思って油断した。こうなったら数で押し切れ!」

 それを聞いて、ラスクが鉄パイプを手にうなずく。

「なるほど、そういうことか」

「どゆことッスか?」

 まだ事態を把握してないテツヤに、ラスクが説明する。

「あの地主は、この屋敷を売っては買ったヤツを殺して取り返してたんだ。そうすれば何度でも売れるから、ずっと金が入ってくる」

「幽霊屋敷のウワサが立っとれば周りも深く疑わんし、なかなか上手いこと考えよったのう」

 ネリキリも感心してるけど、今はそれどころじゃない。

 何しろ相手は武装して殺気立った連中。このままじゃ地主の思惑通りに全滅しかねない。

「ハギさん!」

「任せてください!」

 テツヤの叫びに、ハギが即答。

「オバケでなければ怖くありません! 全員すりつぶしてから森にバラ撒いて、小動物のエサにしてやります!」

(やっぱハギさんが一番こえーッス)

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