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#99
「きゃあああああ!?」
「落ち着くッスハギさん、首絞まってるッスううう!」
いきなりのブラックアウトに、すっかりパニクる一同(主にハギ)。
「何か来るぞ!」
比較的夜目のきくラスクが叫ぶ。
「いやああああ!」
悲鳴をあげながら、ハギが魔法を発動。閃光と共に、テツヤの眼前にいた人影が元気よく吹っ飛ぶ。
「うおっ!?」
一瞬の光に照らされた人影は1人じゃない。刃物みたいな武器を持ってるのも見えた。
「ハギさん、魔法で灯りを!」
窒息する寸前でようやく解放されたテツヤが、迫ってきた人影を蹴りつけて訴える。
「わかりましたわ!」
即答したハギが呪文を詠唱すると、真っ暗だった屋敷の中が、昼間まではいかないけど早朝ぐらいの明るさに照らされる。
そこで見た景色は。
「な、何じゃこりゃあ?」
ネリキリが叫ぶのも無理はない。階段の途中にいるテツヤたちを上と下の両サイドからふさぐように、武器を持った人間やらゴブリンやらが囲んでる。
その数、ざっと10体くらいか。




