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アリスに必要なのは…鍛錬!?

さて、状況を理解したところで。一眠りといこうか。


…


「アリス、いっぱい飲んだわね。ほらゲップしておねんねしようね。」


「ばぶぅ」


…


ふぅ。授乳を終えるとすぐ眠くなるため、この体はなんとも面倒だなあ。


思考を戻そう。

肝心なのは死亡エンド回避の方法であるのだが、思い出せる限り、悪役令嬢アリスは超意地悪かつ超詰めが甘い少女であった。

つまり意地悪せず、詰めが甘くならないようにようにすればいいのだが、もちろんそれだけでは足りない。


この世界には魔法がある。

ゲームでアリスは幼少期に勉強や魔法を怠ったせいで、婚約者の白王子こと次期国王のリーディッヒを筆頭とする周りの人間から冷たい目で見られていた。

そしてその植え付けられた劣等感から、結果ひん曲がった性格になってしまったのだ。


死亡エンドの中でも、魔法の鍛錬が足りなかったせいで死亡してしまったというものがたしかいくつかあったはずだ。

思えばアリスの悪巧みの詰めは甘かったが、策略自体は結構やっかいなものであったし、兄である黒王子は頭が切れるので恐らく地頭はいいのだろう。


つまり私が最もすべきことは、勉強と魔法の鍛錬である。

とにかく勤勉に鍛錬をつもう。そして、何がなんでも死亡エンドを回避しよう!


ギュッ


強くそう決意し、密かに赤子は手で拳をつくるのだった_____。

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