第八八話 7日目・ドリオンの塔 説明します
今晩は。
投稿です。
九月になりましたが、秋はどこでしょう?
上半身マッパのレイン団長。
コクピット内は暑かったので、どうやら無意識に脱いだようだ。
先の青い飛竜は魔力の高さに警戒してチラ見したのであって、レイン団長のその豊満なバストをチラ見したのでは無い(青い飛竜の名誉のために記しておきますね)。
しかしコイツ、ロックは違った。
「おい、隠せよ!」
「んな暇はねぇ!なんだこのバトルは!?」
そしてこっちも違った。
豊かすぎるバスをガン見するユトラン。
どうしても目が向うのだ!
チキンキャロット家の温泉で、散々目に焼き付けたのだが、陽の元で改めて見ると……?
「あ?レイン団長さんも虫に刺されたのですね」
「は?」
「痒くないですか?痛くないですか?痣だらけじゃないですか!」
青い飛竜のブレスを躱しながらユトランが団長に話し掛ける。
ここでバンブが注意する!
「ユトラン!攻撃に集中しろ!」
「……バンお兄ちゃんもアタックに集中してね?」
「ふっ、愚問だ!」
「そう?団長の変なところに集中したらユトラン、やだよ?泣いちゃうよ?」
その時、バキバキを青い飛竜の鱗が立ち始めた!
……むっほむっほ!……
……来るぞ!……
……半数はストライプ!……
……残りは……
バシュ!バシュ!
無数の鱗が周囲に放たれる!
その鱗は軽くグリガンゲナンを貫通する!
バンブの前に立ち、鱗を弾く小さなおじさん達!
弾いたと同時に小さなおじさん達は消えていく。
レイン団長は魔力で盾を強化し、見事に鱗の攻撃を防ぎ、ロックとユトランを守る!
「おい!バンブ!ホントに魔力は半減したのか!?」
騎士団自慢の盾が割れそうなのである!
小さなおじさん達も防いでいるが、鱗の力が強いのだ!
腕も痺れ、大きく後退するレイン団長。
その後のユトランはステータス上昇の本格高速詠唱を唱え始める。
ロックは何もできず、ただ逞しいレイン団長の背中を見ているだけだ。
その猛攻の中、バンブは再び青い飛竜を魔槍で貫く!
ドオオオオッ!
クリティカルだ!
「ユトランッ!」
歌声が響き、トリのような声が響き渡る!
「コケッコウ!」
ドゴオオオオオオオオオンッ!
ユトランの本格高速詠唱ホーリーバーストは青い飛竜を吹飛ばす!
魔力の無い青い飛竜は、そのままボロボロと崩れていく。
「……終ったのか?」
レイン団長が呟く。
「ああ」
答えたのはロックだ。
「おい、ロック!ここはどこだ?」
「……は?」
「ここはどこだと聞いている!なんだこの青い飛竜は?とんでもなく強かったではないか!お前ら、塔の攻略ではなかったのか?」
「ここはドリオン塔、最上階だ」
「はぁ?バカな、嘘つけ!私の一眠りで最上階まで登れるか!」
ユトランはボロボロになって座り込むバンブに寄り添う。
「バンお兄ちゃん、無理したでしょ!あの鱗の攻撃の中、アタックするなんて!」
「はは、でも倒したぞ、ユトラン、君がいたから攻略出来た」
無数の鱗に引き裂かれたバンブは辛うじてそれだけ喋った。
そしてユトランは本格高速詠唱を唱え、バンブの傷を癒やしていく。
「おいロック、説明しろ」
「眼が怖ぇなぁ、説明するよ」
「あ、僕から説明します、それがいいでしょう?」
カチッ。
「「「「!?」」」」
その時、青い飛竜が寝そべっていた場所から、異様な音が響いてきた。
ゴゴゴゴゴゴゴッ!
次回サブタイトルは未定です。
毎回ご愛読ありがとうございます。
あと、評価、ありがとうございます。
気づくの遅れてすみません。
これからも頑張ります。




