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ラインハトルの塔 (2026.6)  作者: MAYAKO


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第八七話 7日目・ドリオンの塔 おい、説明しろ     

今晩は。

投稿です。


 バキバキバキバキッ!


 巨大すぎるカボチャから無数のツタが這い出る!

 ツタと言ってもその1本の大きさは、電柱くらいあるとんでもない大きさである!

 そしてカボチャがグルリ、と振り向くと、そこにはハロウィンのカボチャのように、くり抜かれた目と口があった。

 違うと言えば目の形だろうか、心なしか怒っているように見える。

 明らかに戸惑いを見せる3機のメタルゴーレム。

 その時、ボロボロのイエローのコックピットハッチが開く。

 中から這い出る血だらけのルンルン。


「……攻撃が止んだ?」


 ルンルンはピンクを目指して走り出す!

 グリガンゲナンピンクは全弾を打ち尽くし、両腕はその熱で溶けていた。


「おいおい、ロボウ、死ぬなよ!」


 動き出すルンルンを見定めると、3機のメタルゴーレムは攻撃を再開した。

 ルンルンの背中に3つの赤い点が現れる。

 それはメタルゴーレムのレーザーポインターだ。

 そんなことは知らずに全力で走り出すルンルン。

 ブンッ!無数の巨大なツタが宙を舞い、3機のメタルゴーレムを薙ぐ!

 2機は回避したが、1機はその片翼を吹飛ばされる!

 片翼を失ったメタルゴーレムはヨロヨロと後退し、戦線を離脱する。

 残りの2機は無数のレーザー攻撃で、ジャック・ザ・ランタンを攻撃し始めたが、どれもヒットしない。

 レーザーが曲がるのだ!

 そしてくり抜かれた口の部位から、マシンガンのように無数の弾丸らしきモノが飛び出す!

 2機とも直撃を受け、1機はその場で爆発し、残り1機は黒煙を噴き上げ墜落していく。

 獣人族であるルンルンはそれが何か一目で分かった。


「カボチャの種?あの空飛ぶゴーレムは、カボチャの種に打ち落とされたのか!?……っとここか?」


 ピンクによじ登り、コックピットハッチを開こうとするルンルン。


「確か、この横のレバーを引くと緊急で開くって、ロックのヤツが言っていたが……」


 ジュウウ!


「あつっ!」


 緊急脱出用のレバーは熱で溶け、動かない。


「チッ!ならば!」


 ジュウウウウウウウッ!


 ハッチに手を掛け、人狼の力でハッチをこじ開けようとする!

 ジュウジュウと手が焼かれるが、ルンルンはやめない。


 ガシン、ガシン、現れたのはボロボロのイエロー。


「お前、まだ動くのか!?」


 イエローは残った左腕で、コックピットハッチを掴み、握り潰す!


 バキバキッ!


「と、とれた!よくやったぞイエロー!さすがあたいの相棒!」


 イエローはサムアップをすると、そのまま動かなくなる。 


 コックピット内は外装ほど温度は上昇していなかった。


「よし、おい!ロボウ!ずらかるぞ!」


 ぐったりしたロボウを操縦席から引き剥がし、半壊した屋敷を目指す。


 一方ドリオンの塔では戦士が一人増えていた。

 グリーンのコクピットから吐き出されるレイン。


「……喉が渇いた、水はどこだ?」

「……え?レイン団長?なんでここに?」


 驚くユトラン。


 一瞬、青い飛竜が団長を見る。

 その騎士団団長としての高い魔力に、目を奪われたのだ。


 バンブはその視線を見逃さなかった!


「ぬんっ!一閃!」


 深々と刺さる魔槍!


「おい、俺とのバトルでよそ見か?余裕だな!」


 ……グガアアアアッ!?……


 一気に半減する青い飛竜の魔力量!

 ここでレイン団長が口を開いた。


「なんだ?どこだここ?」


 目の前に青い飛竜。


「……ロック!いるのだろう?ごらっ!おい!説明しろ!」


次回サブタイトルは 第八八話 7日目・ドリオンの塔 説明します です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

地震後、忙しく投稿が乱れますがご容赦を。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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