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ラインハトルの塔 (2026.6)  作者: MAYAKO


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第八五話 7日目・ドリオンの塔 VS 青い飛竜!     

今晩は。

投稿です。


 そしてバンブ。

 その魔槍を握り締め、ドリオンの塔最上階に挑む。

 目の前には巨大な青い飛竜。

 レッドは積載してある武器を全て解放する!

 ユトランは本格高速詠唱を唱え続ける!

 再生能力が異常な青い飛竜は、この程度の攻撃では動きもしない。

 青い飛竜がバンブをけだるそうに見る。

 だが、魔槍を見た瞬間!

 目つきが変わり、その巨大な尻尾が動いた!


 ブウウウウウンッ!


 巨大な尻尾は一撃でレッドを破壊した!


 バキイイイイイッ!


 真っ二つにされるレッド!


【!】


 その尻尾はそのままユトランに襲いかかる!


「コケッコウ!」


 ユトランのホーリーバーストは巨大な尻尾を吹飛ばす!

 そしてそこにバンブが仕掛ける!


「一閃!」


 深く踏み込んだ槍の技だ!

 だが、その動きを青い飛竜は読んでいた。


 ……魔槍使い、終わりだ!……


 踏み込んできたバンブにブレスを浴びせる青い飛竜。


 ドオオオオッ!


「!」


 ブレスの直撃を受けるバンブ!

 バンブの死を確信した青い飛竜は、そのブレスをそのままユトランに向ける!

 ユトランを包み込むバンブの魔法陣!

 そのまま後方に下がるユトラン!

 魔法で強化している身体は、軽々とブレスを回避する!


「コケッコウ!」


 ブレスはユトランのホーリーバーストと激しくぶつかり、対消滅する!

 そして一瞬にして大空に舞う青い飛竜!

 バンブが仕掛けたのだ!


「ちっ!外したか!」


 ……ブレスに隠れて魔槍で仕掛けただと!?小癪な!……


 ゆっくりと空を見上げるバンブとユトラン。


 ……魔法攻撃が効かぬ?めずらしい、珍種か?……


 飛び上がった青い飛竜を目測する。


(あの距離じゃ投げても当たらないな)


「今のブレスは物理ブレスと魔法ブレスの混合だった……器用な竜だね!」


 ……お前にはナゼか魔法系のブレスが効かぬ、そこで試したまで……


 ユトランの物理防御魔法で防ぎきれなかったダメージが残るバンブ。

 魔法攻撃は無効だが、物理攻撃は無効ではない。

 ユトランの防御魔法以上の物理攻撃がヒットすると、ダメージとなる。


「バンお兄ちゃん!」


 歌声がバンブを包む。


「ほう、本格高速詠唱の使い手か?こちらも珍種だな……ん?」


 そう、その時、バンブの口角が上がったのだ!


 初弾は見事にかわした!


 ドンドンドンドンドンッ!


 しかし、次弾からは次々にヒットする!


「グガッ!?」


 チキンキャロット家からの高射砲である!

 ボロボロになって落下する青い飛竜。


 ドオオオオッ!


 ドリオンの塔頂上に激突すると、ぼそり、と呟いた。


「オリオン塔よ……塔外からの……攻撃だ……応援を要請する……」

「……受理……」

「え?」


 遙か上空、オリオンの塔上部から3つの光りがチキンキャロット家へ向う!


「バンお兄ちゃん!あれ!」

「……なんだ?あれは?金属の……竜?……メタルゴーレム!?」


 それは銀色に輝く金属の飛竜であった。

 その目は赤い点で、無表情、飛ぶ姿は戦闘機に似ている。

 そして轟音と共にチキンキャロット家を攻撃し始めた!

 幾つもの光りの線が、チキンキャロット家とその周辺の森を焼き始める!

 それは魔法攻撃ではない、科学兵器による攻撃だ!


「バンお兄ちゃん!あれ魔法攻撃じゃないよ!」

「ああ、見て分かる!魔力が感じられない!」


 青い飛竜と戦いながら、屋敷を心配するユトラン。


「お家が!」


 そう、あの家はもうユトランの家なのだ。

 オニギリを食べ、お風呂に入った家なのだ!


 そこに現れるグリガンゲナン・ブルーとグリーン!

 塔をよじ登ってきたのだ!

 バンブは槍を振るいながら、召喚呪文を唱え始める。

 その様子を見て、ロックは半ば再生途中の青い飛竜に攻撃を始める。


「ブルー、グリーン!全砲門解放!全弾ぶち込め!」


 戦いは更に激化していく。


次回サブタイトルは未定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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