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ラインハトルの塔 (2026.6)  作者: MAYAKO


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第八三話 7日目・ドリオンの塔 198階、到着     

今晩は。

投稿です。


「うがああああっ!」


 叫ぶロック!

 重力に引かれて、落下が加速する!

 じんわりとした浮遊感が全身に伝わる!


「このまま落ちてたまるかっ!」


 落ちながら変形し、腕を塔に食い込ませるブルーとグリーン!

 そこに襲いかかる飛竜!

 一匹は油断したのか、高射砲の餌食になる!

 更にもう一匹はユトランの本格高速詠唱の直撃で、バラバラになり落ちていく!


「ロックさん!援護はここまでだ!後は自力で何とかして!ユトラン!魔力はいい?頂上まで3、2、1!」

「ゴクゴク……ぷはぁ!冷たくて美味しいっ!補給完了だよ!」


 勢い余って、頂上を軽く越してしまうグリガンゲナンレッド!

 上空より頂上を見ると、そこには巨大な青い飛竜が寝そべっていた!


「「!」」


 翼で飛べる大きさではない!

 その大きさに驚くバンブとユトラン!

 驚きはしたが、この二人、その大きさを見て闘志が湧いた!


(コイツに勝たなければ今後はない!俺は、俺達は塔の制覇を目指しているんだ!)


 魔槍を握り締め、己を奮い立たせるバンブ!


(うわぁ大きな飛竜だなぁ、倒したら素材どのくらいで売れるのかしら?借金、絶対減るよね!)


 弓矢を確認し、小さなおじさん達に強化された白魔道士の杖を握り締めるユトラン!


「レッド!ハッチオープン!出るぞ!」

【イエス、マスター!ゴ武運ヲ!】


 バクン!と胸部ハッチが開かれ、ドリオンの塔最上階のフロアボス、いやドリオンの塔のボスと目が合う!対面である!

 青い飛竜はゆっくりとその大きな太い首をもたげ、大轟音と共にブレスが放たれる!


 ゴオオオオオオオオゥ!


 けだるそうな飛竜、これで終わりだ、とでも言いたげである。


「ぬんっ!」


 バンブの一言で展開される魔法陣!

 同時にユトランの歌声が響き渡る!


 ドオオオオッ!


 バンブの魔法陣に阻まれる特大のブレス攻撃!

 ユトランの歌声は二人のステータスをグングン上昇させる!


「コケッコウ!」


 ユトランのホーリーバーストが軽く青い飛竜の翼を撃ち抜く!


 ……!……


 一瞬、動揺する青い飛竜!

 だが、またけだるそうにブレスを吐き出す!


「ぬんっ!」


 ブレスはまたしても届かない!


「バンお兄ちゃん!あれ!翼!」

「あっ!」


 メキメキと音を立て、再生していく翼。

 青い飛竜はまだ寝そべったままである。


 ……ここまで来たこと、誉めてやろう……


「「!!!!!!!!!!!!」」


 ……だが、この程度の攻撃では意味が無いぞ……


「バ、バン、バンお兄ちゃん!?竜が喋った!?」


 次々にヒットするユトランのホーリーバースト!

 しかし、青い飛竜の再生能力が速く、どんなにその身体に大穴を開けても、青い飛竜は寝そべったまま、けだるそうに動きもしない。


 ……これは珍しい、魔法防御無視だと?……


「攻撃が効いていないのかしら?」

「おもしろし!ユトラン!攻撃を続けて!僕は魔槍を解放する!」

「え?」

「レッド!可能な限り援護して!」

【イエス、マスター】


 魔槍が銀色に輝き始める!


(あ、そういえばレインさんが言っていなかったかしら?魔槍はヤバイって?)


 最上階に降り立つバンブとユトラン!


 ドオオオオッ!


 そして塔を揺るがし、二人の盾になるグリガンゲナンレッド!


 今回はここまでです。


次回サブタイトルは 第八四話 7日目・ドリオンの塔 魔槍 の予定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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