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ラインハトルの塔 (2026.6)  作者: MAYAKO


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55/73

第五三話 5日目・ドリオンの塔 響く歌声     

今晩は。

ちょっと早い投稿です。


 ……むっほ?あの者、出てきた……

 ……大丈夫か?……

 ……死に急ぐか?……

 ……わしが行こう……

 ……わしも……


 数人の小さなおじさんがデテイの脇につく。

 デテイはそれどころではない!

 ブラックキラースパイダーの攻撃が速すぎるのだ!


「チッ!俺の身体強化魔法では追いつかないのか!?」


 しかしそれでも、魔力を込めた斧をブラックキラースパイダーに打ち込む!


「ぬんっ!」


 ドガッ!


 ……シャアアアアアアア……


「まぁ俺の一撃くらいでは、こんなものか?」


 一撃離脱を繰り返し、確実にダメージを与える!

 盾役は小さなおじさん達だ!


 ……むむっほう?……

 ……この者、数値を覆しておる……

 ……あっぱれ、見事なり!……


「デテイさん!」


 目で合図するバンブ!

 デテイはバンブとの距離、ブラックキラースパイダーの位置を確認し、数歩下がる。


(へぇ、傭兵の間合い、知っているんだ!もと傭兵かな?)


 バンブは体内の絶対魔法防御を盾にし、魔槍を振るう!

 そして響くユトランの声!


「コケッコウ!」


 ドオオオオオオオオオンッ!


「デテイさん!もっと下がって!ユトラン!」


「コケッコウ!コケッコウ!コウ!コウ!ゥウウウウゥ!」


 高速詠唱がさらに速くなり、また歌声が響き始めた!

 防御力無視の連続魔法攻撃!(アニメーションにしたら、凄いシーンになるでしょうなぁ!あと歌になる高速詠唱も見所かも!)


 ホーリーバーストは次々にヒットし、巨大なブラックキラースパイダーは形を変えていく!


「オーバーキルじゃねぇか?」


「デテイさん!油断しないで!」


 糸を針のように飛ばすブラックキラースパイダー!


「おわっ!?まだ反撃するのかよ!?」


 ここは反応が速いガクオンが剣を振るう!


「ギルマス!」


 どげしっ!


 ギルマスを蹴り飛ばすガクオン!


「おわっ!?」


 ヒュン!ヒュン!


 剣を軽く振るい、針を叩き落とす!


「危なかったですね!」


「……じーっ」


「なんです?ギルマス?」


「ガクオンお前、俺が蹴り倒したこと根に持っているだろ?」


「さて?」


 こいつ絶対根に持ってやがる!

 とか思い、ブラックキラースパイダーと距離をとる二人。


 バンブの魔槍が輝き、ユトランの歌声がさらに高音域に達する!

 周囲を破壊しながら突き進むバンブの魔槍!

 その一突きの後、ユトランの歌声がブラックキラースパイダーを包む!


 ゴオオオオオオオッ!


 フロアが揺れ、ビキビキと周囲の壁、床に亀裂が走る!

 ガクオンはギルマスの前に立ち、剣で防御印を切る!

 それでも吹飛ばされるガクオンとデテイ!


「「……!!……」」


 粉塵が舞い上がり、パラパラと天井から何やら破片が降ってくる。

 バンブの一突きと、ユトランの一言でエリアボスは沈黙した。


 ボロボロと崩れていくエリアボス。


 今回はここまでです。

次回サブタイトルは 第五四話 5日目・ドリオンの塔 ここは任せて、お前達は…… の予定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

体調不良のため、少々投稿が乱れます。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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