第四九話 5日目・ドリオンの塔 知らない階段
今晩は。
投稿です。
暑い日々です、熱中症注意ですね。
MAYAKOは何度か倒れて点滴打ってます。
今年はどうか倒れませんように。
「おいっ!これはなんだ!?何をしたんだ!オペ!本部オペレーターッ!表示はどうなっている!?」
……なにかありましたか?ギルマス?……
マップ表示も今まで通りの通路のままである。
隠し通路は表示されない。
まぁ表示されたら隠し通路にならないのだが。
「隠し通路だと?」
もはや恐怖の眼でバンブを見るガクオン。
(数千年の間、調べ尽くされたエリアで隠し通路!?……書物だと!?何者だ!)
「パンプキンパンプキンどうしよう?怖くて通路に入れない」
……むっほ、むっほ?……
……臆病者じゃのう……
……どれどれ……わしらが入って進ぜよう……
……ほれ、大丈夫……
……何階に行きたい?……
「パンプキンパンプキン49階に行きたい、ユトランの汚名を雪ぎたい!」
……ストライプの汚名を……
……よいことじゃ……
……ストライプが喜べば、ストライプも喜ぶであろう……
……むっほむっほ、ついて参れ!……
……おっとその前に……
「パンプキンパンプキンどうしたの?」
……酔っぱらいは49階で戦える……
……じゃが斧は危ない……
……危険が危なく消える恐れがある……
「パンプキンパンプキンありがとう、斧はゲートから出てはいけない」
……おお、そうじゃ……
……斧はゲートから出てはいかん……
……斧はゲートでお留守番じゃ……
「では僕が先頭で、次がユトラン、しんがりはガクオンさん。デテイさんはゲートから絶対出たらダメだよ」
「ゲート?出るな?どう言うことだ?」
「49階のエリアボス戦で命を落とす可能性がある、まぁみんなそうなんだけど、49階の規定値に達していないんだ、そう思ってください」
「……見てるだけか?」
「はい、ギルマスのプライドとか責任感、使命は捨てて下さい、死にますよ」
「じゃ俺はどうなんだ?」
ガクオンが聞いてくる。
「規定値には達しているようですが、油断すると勿論死にます、どうします?戦います?」
「戦わせてもらおう、いこうか、49階」
「声が震えていますけど?」
「久々の全力だ、声も震えるぜ」
ここでバンブは思った。
(久々の全力?じゃ、今までは全力じゃないと?)
バンブの戦い方はいつもどんな相手でも基本手を抜かない。
魔槍の力こそ使わないが、先程のアブゴブリンに対しても、確実にトドメを刺しに行っている。
戦いの場では、何が起きるか分からないのだ。
模擬戦では手を抜いても死にはしないが、それ以外はいつも死と隣り合わせだ。
どんな相手でも油断はしないように心がけている。
(久々?その戦い方はよくない、その内命を落とす)
空間に吸い込まれるバンブ。
コツコツと階段を上る音が響く。
ユトランは躊躇うことなくバンブに続き、残りの二人は躊躇した。
……ギ、ギルマスッ!青2点!ロスト!敵ですか!?……
……まて、赤は見えなかった!……
……なんだこの現象は!?……
……突然死!?……瘴気!?ガスか!?……
そして残りの青2点も消える!
……!……
もうオペの声は聞こえない。
コツコツ。
階段を上る音。
バンブパーティーは階段を上って行く。
今回はここまでです。
次回サブタイトルは 第五十話 5日目・ドリオンの塔 それぞれの考え の予定です。
毎回ご愛読ありがとうございます。




