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ラインハトルの塔 (2026.6)  作者: MAYAKO


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第四二話 5日目・塔攻略ステップ6     

今晩は。

投稿です。


「バンブ!」

「ん?なにロックさん?」

「警備隊が5名、このままだと接触する」

「え?」

「襲撃があったと聞いたのだろう、森周辺を警備しているようだが……」

「有り難いことですが、坊ちゃんこのままだと皆殺しですぞ、ルンルン、出ますぞ」

「待て、ロボウ、ルンルン、王の前だ。それに勅命だ。僕一人で戦うよ。勿論、警備隊の皆も助ける」


 そう言いながらも、バンブは動かない。


「バンお兄ちゃん?」


 魔槍を握り締め、バンブの魔力が高まる。


「パンプキンパンプキンどうしよう?パンプキンパンプキン悪い奴等がやって来た!」


 ブワッ!とバンブの足下に広がる魔法陣!


「坊ちゃん!?」

「え?デ、デカいよ!バンブ様!?」

「パンプキンパンプキンどうしよう?パンプキンパンプキン警備隊の皆が大変だ!」


 ここで王が呟いた。


 ……召喚魔法の重ね掛けだと?……

 ……王よ、そんなに珍しいのですか?……

 ……書物でしか確認できていない技だ……


 ズウウウウッン、大地が揺れる。


 そして聞こえてくる爆音、悲鳴、明らかに規模の大きな戦闘である。

 騒がしかった外は、やがて静かになった。

 すると魔法陣は小さくなり、消えていった。


「パンプキンパンプキンありがとう、パンプキンパンプキンみんな、助かった!」


 静かになる周囲。

 そして聞こえてくる足音。


 ……当主、バンブ様!……

 ……ここにおいでですか……


「ルンルン、ドアを開けてあげて」


 ルンルンがドアを開けると、傷だらけの戦士が5名。


「……わ、私は東区第二警備隊の……」

「ルンルン、温泉へ通して。怪我の治療だ、治りが早い」

「バンお兄ちゃん、私がいるよ?」

「ユトランは、王との話に付き合ってもらいたいんだけど」

「え?でもユトラン、怪我している人が心配で、お話し聞こえないと思う」

「……じゃ、ルンルンと一緒に手当をお願い」

「うん!」


 怪我人達が去ると、ロックが話し始めた。


「まじぃなぁ、王家の紋見られた」


 ……気にするな、この紋の意味が分かれば無闇に話したりせん……


「では、王よ勅命果たしましたぞ、返答いかに?」


 ……思う存分使え!必要とあらば、俺の直轄騎士団も貸すぞ?……


「……どうする?バンブ?直轄騎士団は一応この国の最高戦力だが?」

「指揮系統が乱れます、我々だけで攻略します」


 ……断っただと?ふん、気に入ったぞバンブ!オレの息子にならないか?……


「……お戯れを」


 父や母を散々無視して、死に追いやったくせに?

 これがバンブの心の呟きだ。


 ……まぁよい、攻略、楽しみにしているぞ……


 その言葉を残し、魔法陣は消えた。


「バンブ」

「なに?ロックさん?」

「お前、何を召喚したんだ?」

「ナイショです、手の内は明かしませんよ。では改造と組み立て、始めましょうか」

「そうだな、王の気が変わらないうちに済ませちまおうぜ!」


 二人はゴーレムを使い、高角砲を組み立てて行く。

次回サブタイトルは未定です。

投稿も未定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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