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ラインハトルの塔 (2026.6)  作者: MAYAKO


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第十九話 末路     

今晩は。

投稿です。


 そしてミミッコを見つめる女魔法使い。

 徐に両手を上げる


 ……降参!降参、こっちも退散するわ、だから手出し……しな……


 ぱっくん。

 後から食べられる女魔法使い。


 大好きな東区を罵った者を、ミミッコは許さない。


 モゴモゴ。

 オエエエエエッ。


 そしてマッパで吐き出される。


 ……ひいいいいいっ……


 白昼堂々のマッパである。


 ……ケケケケケッ……


 笑い声を残して、ミミッコは何処かへ走り去る。


 ……ま、待ちなさいっ!私の装備、返してぇ!……


 そこに群がる傭兵さん達。


 ……おぢょうさん、お困りのようですね……

 ……な、何か、お手伝いしましょうか……


 ジリジリと近づく。


 ……け、結構ですっ!……


 ……まぁそう言わずに……

 ……そうそう、あちらに暖かい飲み物を用意しましたが……


 ……う、うそでしょうっ!近づかないで!……


 バサバサ!


 そこに降り立つ黒い翼の人物。


「お前か?我を呼んだのは?」


 ……え?……


「真っ黒い心、邪心に満ちた行動、間違いない、我を呼んだのはお前だな」


 ……あ、インキュバスの旦那だ……

 ……居酒屋『呑み呑み』の店長さん……


「この女、我がもらうぞ、あまりにも邪気に満ちている、お前らには毒だ」


 邪眼を使い、女魔法使いを縛る!


「ほれ、一発で邪眼の虜になりおった、毒婦とは此奴のことだな、毒抜きをしたら、店で働いてもらうか、しっかり毒抜きしないと、他の従業員に迷惑だからなぁ」


 そう言って、女魔法使いを掴むと、大空へ飛び去った。


 ……ああ、旦那、今からお楽しみかぁ……

 ……いや、毒抜きだぞ……


「待てっ!どこへ連れ去ったのだ!」


 眼を覚ますリーダー。


 ……リーダーさん、あんたも危険が危ないぜ……


「え?」


 バサバサ。


 今度は、男共の前に降り立つ黒い翼の女性。

 見事なプロポーションである。

 だが、傭兵さん達はみんな眼を逸らす。


 ……ああ、男共はホストクラブ『恋恋』の従業員かぁ……


「何を言っているのだ!?」


「私を呼んだのはあなた達ね?邪気が凄いわ」


「サキュバス!?」


「そう、東区ナンバーワンのお店、ホストクラブ『恋恋』の店長よ」


 そう言って邪眼を使い、男共を縛る!


「あらぁ、一発で邪眼の虜?余程酷いことをしてきたのねぇ、さぁ今度はあなた達の番よ、観念するのねぇ」


「……くっ……こんな……ことをして、ただで済むと思うなよ……」


「あら?強いのね?強い男は好きよぉ。でもぉあなた達、結構酷いことしてきたでしょう?忘れたとは言わせないわよ」


「なんだと……」


「言っておきますが、私達の行動、国王さま公認なの、知ってる?」


「……嘘だ……」


「ホントよ、罪人の処分は任せた、って言うお言葉もらっているの、じゃ、行きましょうか?3人とも、私がしっかり毒抜きしてあげるわぁ、そうしないと真面目な他の子達に迷惑だものぉ」


 この日、クライマーズ48のパーティーは自然消滅した。

 塔の虜になり、傍若無人に振舞った者達の末路である。


 今回はここまでです。


次回サブタイトルは 第二〇話 バンブの秘密、ユトランの能力 です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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