↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラインハトルの塔 (2026.6)  作者: MAYAKO


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

119/161

第百十八話 過去の話      

今晩は。

投稿です。


 授業内容が面白い、と感じたバンブとユトラン。

 先生の話に引き込まれていく。


「記録によると、王都から王位継承権5位の王子が塔に登った」


 ……あぶなくね?……

 ……無謀?勇敢?……

 ……無謀だね、もっと自覚しないと……


「まぁ諸君の推察通り、オリオンの塔5階で暗殺された。『死して恨まず』どころではない、大問題になった。これから塔についての規制というか取り決めが崩れ始めた」


 ここで付き添いの先生が小声でバンブに話し掛ける。


「バニッシェンさん、塔に興味がおありか?」

「……はい、この授業、興味あります」

「……ユートニアも、もっと聞きたい」

「ふふ、では続きは後日と言うことで」

「「!」」


 そう言って次の教室を訪れる。

 なかなか商売上手の案内先生である。

 ここでデテイがバンブとユトランに話し掛ける。

 納得しないお顔をしていたからだ。

 そりゃもっと聞きたかっただろうに。


「今の話しは1500年も前の話だ」

「「え!?」」

「塔の歴史の教科書に記してある」

「そんな昔なんですか!?」

「ああ」

「よくご存じですねデテイおじさん」


 ギルドマスターだからか?まさかそんなことはあるまい。

 色々とデテイについて考察し始めるバンブ。


「この事件は必ずと言っていいほど試験に出るんだ」

「「!」」


 ここで付き添いの先生が笑い出す!


「ふぉふぉふぉ……そうでしたなぁ」

「……デテイおじさん、もしかして?」

「ああ、おれはここの卒業生だ」


 ビックリするユトラン。


「バン、興味あるなら教科書やるぞ、昔のでよかったら……確か屋根裏にあったはず」

「!」

「ユ、ユートニアも欲しいです!」

「通学されれば、最新版の教科書が手に入りますぞ、ふぉふぉふぉ。あ、一般書店では入手不可ですぞ」


 ここでバンブが質問する。


「……有料ですよね?」

「それは当然です、授業料とは別です」


 多額の借金があるバンブは、モノが動くとお金も動く、という真理をなによりも実感しているのだ。

 しかし今回は全額、王さま負担!クライマーズ198の名は絶大である!

 1500年の先人も未踏である。


(3ヶ月の限定だけど、寮に入った方がいいのかな?あまり出歩くとよくない?)


 そして校内を一通り見て回り、客室に通される。


「どうでしたかな?我が校としては3ヶ月とは言わず、卒業まで通学してもらってもかまいませんが?」


 どうやら案内の先生、バンブとユトランが気に入ったようである。


「一度、家に帰ってユートニアと相談します」

「そうですか、いい返事を待っています。そうですなぁ、見学の感想を聞きたいですな」

「!」


 これは当然であろう。

 どのような印象だったか、これほどの腕を持つ人物二人。

 案内役の先生としては是非、感想を聞きたいのだ。

 最初に答えたのはバンブだ。


「そうですね、良い学校だと思います、貴族街にある学校とは思えません。もっと厳しいというか、序列のある学校かと思っていました」

「ユ、ユートニアは……楽しかったです」


 静かに聞いていた案内役の先生。


「……まぁいずれ耳に入ることでしょう」

「「?」」


 彼は重い口を開いた。


「誤解が起きないように、学校側の私がお話ししましょう。デテイさんはある程度ご存じかと?」

「まぁ……な」

「「!」」

「あまりいい話ではないしな、首謀者というか中心人物は知人でもある」

「知人?デテイさん?どう言うこと?」


(誰?知人!?前もって話してよ!)


 とか思っているバンブ。


(いや、先入観抜きに学校側の話が聞ける?重い話か?ユトランに聞かせても大丈夫な話しなのか?)


「まず、中心人物、この学校の序列や悪い貴族体質を壊したのは、ナルオーエル・レインという人物です」


「「!」」


「そう、今のブンドル騎士団騎士の団長レインさまです」


 今回はここまでです。

次回サブタイトルは 未定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。