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ラインハトルの塔 (2026.6)  作者: MAYAKO


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第百十七話 広がる噂     

今晩は。

投稿です。

新しい月です、10月です!


 ここでクラスの皆が考え出す。


 ……そうなのか?……

 ……え?考えたこともないよ……

 ……学校来るのあたりまえだし……

 ……勉強は嫌いだが、みんなと遊ぶのは好きだ……

 ……算学の先生は嫌い、保健の先生は好き……

 ……なにコクってんだよ!……

 ……学校は好きかな、でも嫌いな奴もいるし……

 ……誰のことだよっ!……


「さて、次に行くよバニッシェンくん、ユートニアくん」


 バンブは一礼し一言述べた。


「有意義な時間、ありがとうございました」

「!……ました」


 慌てて追従するユトラン。

 一礼後、ベリナと目が合うユトラン。

 ベリナは満面の笑顔で手を振る。

 その後で軽く手を振るメヘ。

 その横にはバンブを見つめている委員長。

 ユトランは軽く手を振り返す。

 そしてなぜか闘志が湧き上がる!


(負けないんだから!)


 そしてバンブ達が実働館を出た後、一気に噂が広がった!

 そう、実働館にいたのはベリナや雨天のクラスだけではない。

 上級のクラスも遠目に見ていたのだ。

 弓の名手、雨天と互角の剣士。

 水の雨天に炎の剣士。

 とんでもない炎のような転校生がやって来ると。

 図書館で見学をしているバンブ達。

 上級クラスの剣士達がバンブを見に来ていた。


 ……あいつか?……

 ……ああ、雨天の腕を折ったらしいぜ……

 ……まさか……

 ……あれ、デテイさんだろ!クライマーズ49の……

 ……親戚らしいが……

 ……明日から来るのかな?……

 ……隣の女の子は?……

 ……弓の名手らしい、渡辺の和弓を引いたとか……

 ……はぁ?まさか!あんなちっこいのに!?……


 周りの声が気になるユトラン。

 バンブはざっ、と図書館を見て回る。


「古書とかありますか?」

「ありますよ、ここは勉学の場所、写本ですが。それと貴族街から寄贈された本も多くあります」


(寄贈か、読んでみたいな)


「さて次は上級生の授業を見ますか」


 建物は広く、4階建てである。


「4階が一年生の赤クラス、3階が青二年生、そして2階が緑で三年生です、1階はご存じの通り職員室や図書館ですな」


 木製の階段を上り緑、三年生の教室に入る。


「歴史学のようですな、魔法学は終ったようです」

「歴史ですか?」


 どうも、実働館での滞在が長すぎたようだ。


 ……おい、噂の転校生だぞ……

 ……違う、見学だ……

 ……ちっこいな……

 ……三つ編みメガネっ娘……

 ……雨天の腕を折ったらしいぜ……

 ……はは、まさか……

 ……噂だ……

 ……姉弟?かわいいな、あの二人……


「おいそこ!静かに!……続けるぞ、そこでこれを悪用する者が現れて、廃れていったのだ、だが一部のクライマーズはこれを伝え、守っている。まぁ、ほんのごく一部だがな」


 ……悪用とは?どんなことです?……


 どうやら塔についての授業のようだ。


「昔の塔の掟は『死して恨まず』と記してある。ようはパーティーメンバーが死んでも生き残った者を恨まない、ということだ」


 ……カッケーですね……


「さて、それはどうかな?一人生き残り、死んでいったパーティーメンバーの家族、親、妻、夫、恋人、彼らに何と言う?カッケーでは済まされんぞ、死に方によっては間違いなく恨まれる」


 ジッと聞き始めるバンブとユトラン。


 今回はここまでです。

次回サブタイトルは 第百十八話 過去の話 の予定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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