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●*Start*●  作者: 蓮美
27/27

最終話

最終話になります☆


『…な…。』


『ひーなー!!』


「えっ?めぐごめん…どーした?」



いきなりめぐが顔を覗き込んできたのでビックリした。


『最近携帯いじりすぎ!!男でもできた?』


ニヤっと笑い雛の携帯を除き込む。


「ちがーう!!ちょっと昔の事思い出してたの。もう終わるからさ。」



焦りながら携帯を隠す。


『??』


めぐは理解できない様な顔をした。



卒業してからもう一年経つな…。


雛は携帯を握りしめカレンダーを見る。

あれからすごく成長したといったら嘘になるかもしれない。

まだまだ不自由な事がたくさんし、辛い事だって。

それでも少しづつ前に歩き続いている。




あのなにもかもがおかしくなった日から今までの事を思い出し、私は今こうして携帯小説を書いている。




死にたいと思った日々。

どうしようもない悲しみが込み上げていた毎日。

そして逃げられない恐怖。






それを救ったのは病院だけのおかげなんかじゃない。


最後まで支え傍に居てくれる、温かい存在が居たからなんだ。



私にとってそれは、家族・親友と当たり前の存在だった。



でも普段の生活の中、当たり前の存在の大切さに気づける人は少ない。



私もその内の一人だったから…。




気づいてほしい。




大切にしてほしい。




ただそれだけを伝えたかったんだ。







「終わった…。」








携帯を閉じ、めぐといつも通り話しを始めた。










―――END―――

最後まで読んで頂きありがとうございました(;_;)下手で、更新が遅くてすいません↓↓この小説は自分自身を参考にしました。人それぞれ支えになる存在は違うと思いますが、小説に込めたメッセージを少しでも感じたり、共感して頂けたら嬉しいです☆本当ありがとうございました♪♪

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