最終話
最終話になります☆
『…な…。』
『ひーなー!!』
「えっ?めぐごめん…どーした?」
いきなりめぐが顔を覗き込んできたのでビックリした。
『最近携帯いじりすぎ!!男でもできた?』
ニヤっと笑い雛の携帯を除き込む。
「ちがーう!!ちょっと昔の事思い出してたの。もう終わるからさ。」
焦りながら携帯を隠す。
『??』
めぐは理解できない様な顔をした。
卒業してからもう一年経つな…。
雛は携帯を握りしめカレンダーを見る。
あれからすごく成長したといったら嘘になるかもしれない。
まだまだ不自由な事がたくさんし、辛い事だって。
それでも少しづつ前に歩き続いている。
あのなにもかもがおかしくなった日から今までの事を思い出し、私は今こうして携帯小説を書いている。
死にたいと思った日々。
どうしようもない悲しみが込み上げていた毎日。
そして逃げられない恐怖。
それを救ったのは病院だけのおかげなんかじゃない。
最後まで支え傍に居てくれる、温かい存在が居たからなんだ。
私にとってそれは、家族・親友と当たり前の存在だった。
でも普段の生活の中、当たり前の存在の大切さに気づける人は少ない。
私もその内の一人だったから…。
気づいてほしい。
大切にしてほしい。
ただそれだけを伝えたかったんだ。
「終わった…。」
携帯を閉じ、めぐといつも通り話しを始めた。
―――END―――
最後まで読んで頂きありがとうございました(;_;)下手で、更新が遅くてすいません↓↓この小説は自分自身を参考にしました。人それぞれ支えになる存在は違うと思いますが、小説に込めたメッセージを少しでも感じたり、共感して頂けたら嬉しいです☆本当ありがとうございました♪♪




