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純愛は寝取られの前菜!? 彼らの青春と本当のこころ  作者: 寝取られた仲間たち
出始める妖怪たち・・・あれ? 君たちノクターンに居た?
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真面目に勉強する彼ら

学校の廊下で、醜い中年教師・土御門が、美少女であるレミィを古文の成績の悪さをネチネチと文句言って困らせていた。

レミィの顔は困り果てており、彼女の美しい瞳には波立つ感情が映っていた。


タケルはその光景を見て、怒りと同時に助けに行こうとするが、先に司がスッと割って入り、レミィを助けた。

「おい、土御門先生。彼女はアメリカ人なんだ、古文が日本人より不得意なのは仕方ないだろ。」

司の言葉に、土御門は渋々と去っていった。


タケルはすぐに駆け寄り、レミィに声をかけた。

「大丈夫か、レミィ?」


レミィは、顔を綻ばせてタケルに微笑んだ。

「うん、大丈夫。司くんが助けてくれたから。」


その後、タケルはレミィを助けてくれたことを司に感謝しようとした。

だが、司は冗談めかして言った。

「お礼なら、またレミィさんとデートさせてくれたらいいよ。」


「OK、タケルが良いっていうならね!」

と冗談めかせてウインクして見せる。 


タケルは司とレミィの会話を聞いて、心の中で複雑な感情が渦巻いていた。

レミィがセクハラ教師から助けられたことに対して、司には感謝の気持ちがあった。

しかし、同時にレミィと司がデートするという話に、嫉妬心と不安が生まれていた。



タケルは無言でじっと地面を見つめ、どのように返事をすべきか考えていた。

前回は許可したが、その後1日中不安な時間を過ごした・・・、けど断って狭量な彼氏として愛想を尽かされたくない・・・。


レミィがタケルに目を向けて笑顔で問いただす。


「どうするの、タケル?」

と尋ねると、タケルは迷った末に、重い口を開いた。



「うーん…司くん、ありがとう。

レミィを助けてくれて本当に感謝してる。だけど、レミィとのデートはちょっと…」

タケルは言葉に詰まり、表情が困惑していた。


レミィはタケルの気持ちを察したように、優しく微笑んで言った。

「大丈夫、タケル。私たちの関係は変わらないわ。でも、司くんには何かお礼をしないとね。」

タケルはレミィの言葉に安堵し、少し緊張がほぐれた顔でうなずいた。


最後に、タケルは司に向かって

「本当にありがとう。レミィに何かあったら俺も助けたいと思っていたけど、司がいてくれて助かったよ。お礼はちゃんと考えるから、その点は任せてね。」



司は面白がって笑いながら続けた

「じゃあ英語の教科を見てもらおうかな、レミィさんなら得意だろ」

「Sure、図書館でいいかしら?!」

と快諾した。


タケルは内心、二人が図書館で勉強する約束を取り付けたことに少し複雑な気持ちがあったが、

レミィを助けてくれたということに感謝の気持ちも抱いていた。

彼は自分の心を抑えながら、


「図書館で勉強するのもいいね。頑張ってね、司」

と励ました。


司はタケルに感謝の笑顔を向け、

「ありがとう、タケル。レミィさんと一緒なら英語も楽しくなりそうだ。」

と言った。


レミィもタケルに安心させるような笑顔を見せ、

「心配しないで、タケル。ちゃんと英語だけに集中するわよ。」

と約束した。


タケルはレミィの言葉に少し安心し、


「じゃあ、お願いします。レミィのおかげで司も英語が上達するといいね。」

と言って、三人は図書館へ向かった。


図書館で、レミィと司は英語の勉強に集中していた。

挿絵(By みてみん)

タケルは少し離れた席で自分の勉強をしながら、時折二人の様子を盗み見ていた。

レミィが司の質問に丁寧に答えたり、司がレミィの説明に納得する様子を見て、タケルは微笑んで自分の勉強に戻った。






タケルが参考にする資料を探しに席を離れている時、

「うわぁ、図書館でよくやるよ」

「うっわ、金髪の女エッロ、羨ましいな」

と他の生徒の声が聞こえてきます。






タケルは焦ってレミィと司の近くに駆け寄ったが、二人は普通に勉強をしていて何も怪しい様子はなかった。

しかし、周りの生徒たちのざわめきと囁きが気になり、どうしても気が落ち着かなかった。


タケルは近くにいた生徒に声をかけた。


「ねえ、さっき何があったの?」


と尋ねた。生徒は顔を赤らめながら答えた。

「あのさ、さっき司くんがレミィさんの耳元でささやいていたんだよ。まるで恋人同士みたいだったんだ」


タケルは思わず唖然とした。

それだけでは飽き足らず、他の生徒にも聞き込みをした。

「おい、お前も何か見たか?」

と尋ねると、その生徒も照れくさそうに答えた。

「うん、俺たちが見たときは、レミィさんが司くんの腕に胸を押し当ててたんだ。まるで誘ってるみたいで…」



次々と得られる情報に、タケルは頭が混乱していく。

ただ勉強をしていただけのはずのレミィと司が、いつの間にか他の生徒たちの目に、まるでイチャついているカップルのように映っていたのだ。



タケルはまた別の生徒に声をかけた。

「おい、お前も何か見たのか?」

その生徒は少し困った様子で答えた。

「ええと、レミィさんが司くんにノートを見せてるときに、わざとらしく身を寄せていたんだよね。

それで、司くんもニコニコしながら何か言ってたし…」


さらに別の生徒は、レミィと司が図書館の隅でこっそり話しているところを見かけたと言った。

「俺、さっきレミィさんと司くんが図書館の隅で密会してるの見ちゃってさ。

レミィさんがすごく照れくさそうにしてたし、司くんもニヤニヤしながら何か言ってたよ」



タケルは席に戻り、自分の勉強に集中できなくなってしまった。

代わりに、彼はレミィと司の様子を伺うことに集中した。

二人は仲良く英語の勉強をしているように見えた。

レミィは時折、司に質問を投げかけ、司もそれに丁寧に答えていた。


タケルは二人が楽しそうに笑いながら勉強している様子を見て、嫉妬と不安がさらに募っていった。

レミィと司はお互いに熱心に協力し合い、まるで親密なカップルのように見えた。


タケルは自分の感情を抑えきれず、二人がどんな関係にあるのか、真相を知りたいという気持ちが強くなっていった。

彼はレミィと司の間に何かあるのではないかという疑念が消えないまま、図書館での勉強会が終わるのを待ち続けた。

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