第九話:屋敷でかっ(明黄視点)
ここはどこですか?説明を説明をください。眼の前に見えるでかい家、というか屋敷があるぐらいしかわかんないですけど。あと、周りが森だってこと。
「ここがどこかわからないって顔してるな、お前」
「そうですね。どこですかここ?」
「俺の家」
へぇーそうですかって家!?有名人の自宅とか場所知られたら住所さらされますよ。何気軽に6歳児家に連れ込もうとしてるんですか。犯罪者ですよ犯罪者、それもショタコンの。良くないですよホントに
それにしても、家に連れ込むなんて何をする気なんだろう。やっぱり、あんなことやこんなことをするつもりなんじゃ。
「お前は一回風呂は行って来い、ひどい臭いがする」
な、し、失礼な。いくら俺が田舎出身だからって、臭いから風呂入って来いとか初対面で言うことじゃないだろ。全く失礼なやつだな。いや、待てよ、そもそもコイツ失礼じゃないとこなんて今のところあったか?うーん……ない!よし、コイツはいつでも失礼な野郎ってことだな。
いや、だとしたら結構コイツ性格終わってんな。失礼なのがデフォルトとか、人生生きづらそう。いや、最強のメンタルでも持ってれば問題ないのか?てか風呂どこだよまだ家の前だぞ。初めて入る家の風呂の場所とかわかるわけ無いやん。
「あの風呂と言われましても……」
「あー風呂の場所とか知るわけ無いか。しょうがねぇ俺が連れてくか」
お、どうやら連れて行ってくれるらしい。あ、勝手に歩き出した。これはついて来、いってことか?わからんわ、ちゃんと言葉で話しやがれ。おっと、苛ついてるからか少し口が悪なっとりましたね。よくないよくない。
今ついって行ってるけど、いくらなんでもでかすぎませんか?この家。やっぱり屋敷だよこれ。だって、庭園みたいなのあるし、でかい門もあるし、入口の扉デカいし。
あ、門開けた。あんなでかいのって素手で簡単に押して開けられるんだ。
「おかえりなさいませ」
「おかえりなさいませ」
なんか、メイドと執事がおる!!やべぇメイドに執事とか見るの初めてだよ、生で。
「おう。それとコイツ風呂で洗ってこい」
首根っこ掴まれて、放り投げられた。執事さんナイスキャッチ。ありがとう。近くで見たらこの執事めちゃイケオジやん。白髪で少し髪が長めの男性。かつ顔もいいとかチートかよ。
まって、メイドさんもめちゃくちゃ可愛くね!?アイツどうやってこんな人材捕まえてきたんだよ。そんな人望があるようには見えないけど、やっぱり金か?賢者さんはやっぱり金持ちなんか?
しっかし、それぞれが来てる服もめちゃ高そうだな。メイド服は丈が長めでスカートも長い。生地はしっかりとしていて丈夫そうだ
執事さんの服はぴっしりと着られていて、その白髪にきれいな執事服の黒がすごい合う。くっ顔がいい
「かしこまりました。おまかせください」
あ、このままお姫様抱っこで運ばれるのね。イケオジな執事にお姫様抱っこで運ばれてお風呂に連れてってくれるっとか、人生でこんな最高なことはあるのだろうか。いや、あった。ここにあったんだ。
何よりすごいのは運んでいて全然揺れない。体感がしっかりしているからなのか走らないが全然揺れない。なんかそういう訓練的なのがあるのだろうか?運んでるものを揺らさないようにするとか。
あ、お風呂ついたからか降ろされた。できればもう少しその、腕で抱っこされていたかったな。え、なんか他にも出てきた。そんな何人もメイドさんとかそういうのいるんですか。羨ましい。
え!?俺このままお風呂入れられるんですか?メイドさんが服とか脱がして、なんか全部至れり尽くせりな感じなんですけど。なんか申し訳ないな。こんな思いができるなら、賢者様についてきて正解だったかもしれない。最高の気分だぜぇ。
お風呂を出た。体とか全部洗ってくれた。ただ、なんでいきなり来たのに湯船に水がしっかり入っているのだろうか。普通事前に沸かしとかなきゃなんじゃ?深く考えないことにしよう。王と会ってたときも、通信だとか謎に技術高そうだったからな。なんか」、賢者だし魔法的なあれでなんとかしてるんでしょ。
あ、例の賢者様だ。ありがとうございます。こんな思いができるとは思ってませんでした。感謝してもしきれません。
「よし、風呂入ったからにおいも大丈夫だな。お前に一つ話がある。説明してやるからついてこい」
うーん、失礼な態度だけど、さっきから最高だからか全然気にならない。しょうがない、正直わけわからんすぎてわけがわからないけど、許してやろう。足とか正直疲れてるけど、ちゃんとついてってやるから感謝しろよ。するとは思えないけど。




