第十一羽:Mr.フィッシュ
やばいやばい。魚が多すぎる。しかも、今までと違って戦いに来るやつがいる。おかしいでしょ、普通に考えてペンギンを食べに来る魚とか。そういう魚たちの種族は一緒なのか基本的には同じ見た目をしている。流石に大なり小なりサイズが違ったりはしているが。
アイツ達がやばいのは、襲ってくるところじゃなくて普通に殺されそうなところ。なんか歯が鋭いのもそうだけど、避けたとき回転してたんですけど!!あれワニとかが噛んだときにやってくるやつだよね!!なんでそんなものをそこらの魚(何匹もいる)がやってくるんですかねぇ
しかーし、俺様は強いのだ〜。初見ならいざ知らず、一度見た以上俺より遅い速さのあの攻撃くらいどうってことない。3匹以上で来られると困るけど……
そんな調子で奥に行けば行くほど強くなる魚どもの相手をしつつ、どんどん進んでいく。ちなみにあの魚の名前はデスロールフィッシュだった。ワニさんの技名と一緒やんけぇ、名前雑すぎだろ
そんなあの魚たちの可愛そうな名前に思いを馳せていると、なにか奥に黒いものがあるのがみえる。この場所からとても奥の方にあるのが見えるので、サイズ的にはやばいぐらいでかいのかもかもしれない。少し近づいてみよう、言うて距離的には何十メートルといったところだろう。
舐めていたのかもしれない。こいつ超でかい、遠目で見れば何十メートルかもしれないが、近くで見るとわかるが何十ではなく何百が正しい表現だった。このサイズだからクジラ系だと思ったら魚だし。
とりあえずこいつが何なのかだけ調べておこう
[アプレイザルフリッパー]
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
種族名 Mr.フィッシュ
説明 悠久の時を生きる魚。その寿命が尽きることはない。大昔、神として崇められていたこともある。その当時は知らないものはいないレベルで名前が知れていた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やばいやんけ!!なん何だこいつ。普通に考えて手出ししたら死ぬやつですよね。困難に手を出す愚か者とか存在しないだろ。あ、目が合いました。つぶらなひとみですね。そう思ったときゆったりとした動作でMr.フィッシュは口を開ける。
魚が口を開いたということは、当然出てくるのは……
ゴオっという音がした気がする。厳密には水中なのでそんな大きな音がする訳では無いが。何が起きたかわからなかったが体が痛い。気がつくとここは海に入ってすぐの浅瀬だった。




