第8話 触手責めを見た観客たちの反応
「全身が……っ、縛られて……一ミリも動けない……っ! 魔法も、私の誇りも、何もかもが……この触手に吸い取られていくようですわ……っ! 怖い、怖いですわ……っ! 貴方……!私を一体どうするつもり……っ!? 身体中に、触手の感触が……締め付けられるたびに、身体の芯が、変な熱を……っ!」
尚も触手は止まらない。彼女の肉体を精密に拘束し、その重圧で彼女の精神を完全に調教していく。
「……さて、英国の誇り。ルクレツィア・クロウフォード。データ収集の第一段階は完了した。ここからは負荷をさらに引き上げ、極限状態における高位魔法師の精神と肉体の相関関係を記録する。貴様の発する音声も重要な計測基準だ。無駄な抵抗で数値を乱さず、そのまま記録に協力してくれ」
ネメシスの傲岸不遜な宣告に対し、彼女は絶望と屈辱の入り混じる瞳を大きく見開いた。
ルクレツィアの容姿は、この極限状況においてさえも、残酷なまでの完成度を保っている。
脂汗で肌に張り付いた金髪は、宝石のようなサファイアブルーの瞳を縁取り、その白磁の肌は内側から燃え上がるような、羞恥により真紅に染まっていた。
「離しなさい、この不浄な化け物……っ! どこを掴んでいますの……っ! 大英帝国の、貴族の血を引く淑女である私を、このような卑猥な感触で固定するなんて……っ! やめて、見ないで……観客席の者たちに、私のこのような……っ、ああ、身体が熱くて、思考が纏まりませんわ……っ!」
彼女の悲鳴は、ネメシスの操作する触手が、股間部に深く食い込み、最も敏感な部位へと直接的な刺激を加えた瞬間に、言葉にならない叫びへと変わる。
下着を奪われ、薄い特殊繊維越しに、執拗に擦り上げられる感覚。
触手の表面に備わる微細な突起が、ルクレツィアの秘部を容赦なく蹂躙し、神経を直接逆撫でする。
「何を、何をして……っ、そこだけは……っ! あああああっ、熱いですわ……っ! 脳が溶けてしまう……っ! やめなさい、私を汚さないで……っ! ああ、身体が勝手に跳ねて……っ! 嫌、嫌ですわ……こんな屈辱、耐えられませんわ……っ!」
彼女の全身を電流のような衝撃が駆け巡った。
だが尚もルクレツィアは諦めず必死に魔力を練り上げ、自らの周囲に術式を展開しようと試みる。
しかし、極限の快楽と羞恥、そして物理的な拘束により、その魔力制御は完全に崩壊していた。
彼女の指先から放たれたはずの幻影魔法は、行き場を失い膨大な魔力の奔流となり、制御不能のまま周囲の空間に暴発する。
青色の閃光が、不気味な火花を散らした。
しかし、その暴風の中でもネメシスは、髪一本乱すことなく堂々たる姿を晒す。
彼の触手は暴発した魔力さえも糧とするように、ルクレツィアの肉体から溢れ出すエネルギーを直接吸収し始めている。
「無駄だ。放出された魔力は、すべて触手のエネルギー変換効率に組み込まれている。観客たちの視線と、貴様の精神的な負荷が引き起こす魔力の乱れ――そのすべてが、今回の測定における貴重なサンプルだ」
ネメシスの言葉通り、観客席は混沌に包まれていた。
最前列に陣取っていた一部の女子たちは、彼女のあまりにも生々しい蹂躙を目の当たりにし、顔を覆いながら悲鳴を上げている。
一方で、男子たちは、高嶺の花であった英国の留学生が、下着さえ奪われ、股間に触手を食い込ませて悶絶する姿に、隠しきれない興奮を露わにしていた。
彼らの視線は、姫騎士風の戦装束の下で激しく波打つルクレツィアの肢体に釘付けとなり、その卑俗な熱気が周囲の空気を支配していく。
「皆、見ている……っ、私の、こんな姿を……っ! やだ、見ないでくださいまし……っ! 私は、高貴な存在なのに……っ! なのに、どうして……っ! ああ、ああああっ! 魔力が……私の中の大切なものが吸い取られて……っ! 身体が痺れて、脳が真っ白に……っ!」
触手は彼女の抵抗を嘲笑うかのように、さらに深く、より執拗に敏感な部位を刺激し続けた。
魔力を吸収される衝撃と、絶え間なく押し寄せる快楽の波。
ルクレツィアの強固なプライドは、物理的な拘束と精神的な凌辱の前に、音を立てて崩れ去る。
かつての高飛車な口調は鳴りを潜め、代わりに男を誘うような艶めかしい吐息と、支配されることを受け入れ始めた女の呻きが響く。
「やめて、あんなの見ていられません! 同じ女子として、あんな……あんな尊厳を泥靴で踏みにじるような真似、許されるはずがありません!」
「ああ、ルクレツィア様……! 英国王立魔導院の象徴ともあろう方が、あんな、あんな破廉恥な姿を衆目に晒されるなんて……。あの男、不破ネメシスは人間ではありません、底知れぬ化け物です!」
「怖い……。あの人の目は、人間をただの解析対象としてしか見ていない。彼女がどれだけ泣き叫んでも、むしろその反応を楽しんでいるかのように……。誰か、誰か先生を呼んで! このままでは彼女の心が、再起不能なまでに壊されてしまいます!」
女子たちが恐怖と嫌悪に顔を歪め、互いに肩を寄せ合って悲鳴を上げる一方で、対照的に男子たちの群れからは、本能的な欲望を剥き出しにした昏い興奮が、湿り気を帯びた空気の中に立ち昇っていた。
「おい、見ろよ……あの戦装束の隙間から見える生足、尋常じゃねえぞ! 下着を穿いてねえせいで、遮るものが何もなくて丸見えじゃねえか! あの鼻持ちならない天才貴族が、ノーパンであんな無様な姿で吊るされているんだ。こんな傑作、二度と拝めねえぞ!」
「すげえ……! あの高飛車なルクレツィアが、今やただのメスみてえな顔して悶えてやがる。完全にノーパンで剥き出しになってるあの脚の震えを見ろよ! 触手で弄られて、魔力を根こそぎ吸い取られて……すっかり屈服してやがるじゃねえか。おい、不破! もっとだ! もっとあいつのプライドを、ただの肉の塊にまで堕としてやれよ!」
「最高だ……! あの金髪の、まるでお姫様みたいな女が、泥を塗られたみたいに顔を真っ赤にして鳴いてやがる。あんなに俺たちを見下していたサファイアの瞳が、今は助けを求めて、快楽に溺れてぐちゃぐちゃだ! 触手でもっと奥まで、あの高貴な中身を暴いてやってくれ!」
男子たちの剥き出しの欲望と熱気が場内を支配し、卑俗な歓声が全てを塗り潰していく。
その混沌の中心で、ルクレツィアは自らの内側から貴族としての自我が、砂の城のように瓦解していく恐怖に打ち震えていた。
彼女の背中まで届く輝かしい金髪は、今や脂汗に濡れて肌に張り付き、その白磁の如き肌は、内側から燃え上がる羞恥と、触手がもたらす未知の感覚により鮮やかな桜色に染まる。
ネメシスの操作する触手が、ルクレツィアの最も敏感な部位へと直接的な刺激を何度も加え、同時に彼女の魔力系統から膨大なエネルギーを強制的に吸い続けていた。
ルクレツィアの神経系は、外部からの暴力的な魔力干渉により、情報の逆流と過負荷を起こし始める。
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