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悪魔×事件×ティータイム  作者: 緋夏 鐘成
イリーガル種編
83/147

幕間

連続更新62日目!



異様なダンジョン。

沼地に深い霧が立ち込めている。

階層型ではなく世界型のダンジョンは珍しいが何度も経験はある為驚くほどではない。

しかし日本なのに沼地と深い霧が一緒なのは少しおかしい。


「……」


「中々良い気のしないダンジョンですね」


本来ならこのタイプは南米とかの地域に出来て日本に出来るはずがないんだがな。

どういう理屈だ?

まさか海外の伝承も引っ張って来たのか?

ちっ!やはり突然ダンジョンの内容が変わったって報告は馬鹿にするべきではなかった!


「葬盛そちらはどうだ何か変わった物はあったか?」


「私はこのダンジョンに来た事がないので報告書を元に発言するのならば異常しかありません。

 まずもって環境の劇的変化、ダンジョンそのものである私から言わせて貰うとこんな事有り得ない。

 ここまで環境が変わったのならダンジョンのマスターに何か異常があったはずです。それも特大級の緊急事態が」


微かに地面が揺れた。


「モンスター接近どのようなモンスター、どれほどのモンスターが出現するか分からないので私の浮遊剣で確かめます」


「私はそこまで弱くないんだがね??」


浮遊剣を生み出すと葬盛は周囲に展開させ探索を始める。


「今初めて知ったがその浮遊剣で探索出来るんだな」


「えぇ、しかし視覚の同期や複数本を同時に操る能力が無いと出来ません。

 もちろん1本でも出来ますがたかだか1本の探索なぞ効率が悪過ぎますから」


「そうか」


会話を続けながら私と葬盛は周辺の地形や植物、動物、昆虫、地質も調べた。

緑豊かで広がっていた草原の頃より遥かに変わり全てを書き換えられている。


そしてモンスターでさえも


「なっ?!!」


「腐食体っ」


いわゆるゾンビがモンスターとして跋扈している。

ゾンビは本来なら日本に絶対に存在しないモンスターの代表例とも言える。

主にゾンビが出るのはエジプトが有名だ。

しかしゾンビが出て来た時点でエジプトが確定とは言わないが連れて来た伝承の出身最有力候補には挙げられる!


「ただ体を斬るだけではいずれ再生するのが厄介!」


「それでも首斬ってから体を燃やせば簡単に死ぬから大丈夫ですよ」


「知っている!ゾンビの概念を知らなかった昔を思い出していただけだ!!」


低レベルでありながら武器に炎のエンチャントを施すと首を斬る。

こうすれば首を斬ると同時に燃やす事が出来るから楽なのだ。


「ゾロゾロ来るな」


「私が首を斬るので主様が燃やしますか?役割分担をすれば多少効率的になりますが」


「属性魔法は苦手なんだがなぁ、賛成するよ」


「分かりました」


浮遊剣が葬盛の手元に集約される。

命令を下すと夥しい量の短剣サイズの浮遊剣がゾンビの首元へと群がり1秒未満で斬り落としていく。


「そんな使い方出来たのか」


「魔力の燃費は良いですか頭が疲れるので普段の燃費が悪い方を使っています。

 浮遊剣自体が大きいと制御も楽なので」


「脳が疲れるのは確かに嫌だな」


会話をしながらでも火の魔法を放ち首を燃やしていく。

数個、数十個、数百個と数を増やして行くがゾンビの首無し死体が400を超えた辺りで襲って来るゾンビの勢いに陰りが見えた。


「…………弱まった」


「これが途絶えたら前に進みましょう。

 ダンジョンのマスターでもあった身として少し急がねばならないと思います」


「分かった。私も少し気合を入れて行く。





ここまで読んで下さりありがとうございます!!

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