表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔×事件×ティータイム  作者: 緋夏 鐘成
イリーガル種編
75/147

土地神不明 ①① 海外

連続更新54日目!

海外の人達もそろそろ出して行かないと


アメリカ


「クソどう言う事だ!!」


『分かりません急に街中にモンスターが───うわぁぁああああぁああ!!!』


無線越しに部下の断末魔が聞こえる。

冷や汗が流れた。

それは部下の状況に対する焦り、そして自分の命も危ういという確信から来ている。


視線の先には街を破壊する20mを超える巨人。

昔から存在する伝承ではなく近代に生まれた伝承の存在。

アメリカの歴史は日本や中国と比べて非常に短い。

それでも伝承がモンスターとして出現したのは恐らく人口の多さによる口伝とアメリカという国自体が強かったからだと仮説が立てられている。

そして近代の話でありながらモンスターとなった巨人の存在はポールバニヤン。


斧とチェーンソーで戦うハイエストシリアルキラーだった。


「ちっ!全隊に通達!今から俺が時間を稼ぐ!出払っているハイエストハンターがいない今こいつを殺せるのは俺達だけだ!

 嬉々として斧とチェーンソーを振るう巨人を止めたければ拘束能力を持つハンターと魔法による決定力を持つハンターを出来るだけ連れて来い!!

 それなら勝てるはずだ!!こんな俺でもSランクに手を掛けてんだ!時間は幾らでも稼いでやる!」


無線を切ると握り潰す。

これ以上部下の声を聞いて自身の心を揺らさない為に。


「ハイエストエンチャント」


自分自身が用意できる最高の強化魔法により四肢は炎に包まれ雷を纏う。


「応援を無駄にするのも悪くねぇなぁぁあ!!!」


雷鳴の如き速さで巨人に肉薄した。





中国


「嘘だろ!!!!」


「万に届く人型の軍勢に旗印となるボスの存在……対してこちらは100にも満たない少数のハンター。

 しかも仙人級のハンターはおらず高くてもS級しかいない。魔法系なら打開は出来るだろうが生憎魔法系はたったの6人で級はそれぞれA級1人B級2人にC級3人……万の軍勢を相手にするには少し心許ないな」


「冷静だな」


「私だって発狂したいけどそうなってしまったら誰がここにいるハンターを纏めるのよ。

 命を背負っているって事は理解しているの。発狂に逃げるもんですか!」


「くっはははは!!!華の文字を自身に付けるだけの事はある口振りだな!!」


「…………師匠はあまり茶化さないで下さい。作戦が瓦解しかねません」


「おっと、そりゃあすまんかった」


2人の戯けたやり取りの周囲にいたハンターの暗い空気が明るくなった。


「まぁ良いわ!それじゃ全員傾聴!今から攻撃を仕掛ける!魔法隊は後方にて待機、そして魔法を盾を持つ15人で固めろ!

 中衛は20人!前衛は50!!残り1名の私は後方でバフ掛けに専念する!傾聴終了!すぐに隊列を組め!」


声1つで隊列が30秒も掛からず出来上がる。


「命は祖国に!守るべき家族の為に捧げろ!」


魔力が溢れる。


「進撃せよぉ!!!!!」


両軍は市民が逃げた街で激突した。





イギリス


「我々が崇める英雄がいない今この国を守るのは誰か?」


「「我々だ」」


「そうだならばこの危機を自力で脱さねばならない!!!

 かのアーサー王伝説に準えて与えられた円卓の騎士という称号!今市民を脅かし守るべき存在を守らない奴らは騎士ではない!ただの蛮族!!

 我らこそ市民の盾となり安寧を齎す騎士である事を見せるぞ!!」


「「「「はっ!!!」」」」


世界最強のダンジョンがアリエス達によって攻略され、アーサー王ダンジョンを自力で勝てるようにと育てられた精鋭達。


「日本にアリエス殿の御息女である女帝ミコトに鍛えられた我らならば必ず勝てる」


全員の意思は1つ

必ず勝ち安寧を齎せるという鋼の意思


「抜剣」


鮮やかさと死を感じさせる剣が引き抜かれた。

それぞれ聖剣、聖槍の名を冠している。

エクスカリバー、アロンダイト、ガラティーン、クラレント、ロンゴミニアドetc


「今こそ真なるアーサー王伝説の再来を!!」


それぞれが最低でもSランクのハンター

特にエクスカリバー、ロンゴミニアドを持つ両名はアメリカのハイエスト、中国の仙人級のランクであるキングランクである。


騎士達の視線の先には鎧を纏う騎士型のモンスターであり

最前列に立つボスモンスターは単体でSランクを変える力を持つ。


「衰えてこれなら全盛期はどれほどやばかったのか……」


「また来た時聞けば良い」


「そうだな」


砕けた口調、表情になるしかし直ぐに切り替え戦う顔になる。


「再演を」






ここまで読んで下さりありがとうございます!!

面白いと思った方はブクマ、評価をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ