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悪魔×事件×ティータイム  作者: 緋夏 鐘成
イリーガル種編
74/147

ちょいと幕間

連続更新53日目!

早く親知らず抜きたいけど

車乗れねーから歯医者行けねーぜ


「また駒が奪われたのか」


「も、申し訳ありません!!!充分に調整が出来なかった私の責です!処罰は如何様にも……」


主従関係

2人しかいない空間で言葉が交わされる。


「今回のは幾つか前に調整した秋葉葬盛より良いと聞いたが?」


「はい、その言葉に嘘はございませぬ。

 しかしこちらの予想をあちらが上回った形でございます。秋葉葬盛の時はイレギュラーがありっ!今回もそれを見越して調整したはずでしたが……っ!これ以上はただの言い訳に過ぎぬ故言葉は控えさせて頂きたく」


「駄目だ、言い訳は許さん、しかし振り返る事をしないのも許さん。何が駄目だったのか申してみよ。

 内容次第で今後どう動くか問われるのだからな」


「はっ」


膝をつき更に頭を下げた従僕は主人の顔を見るように顔を上げた。


「モンスターの格としては秋葉葬盛より絶対に上だと断言出来ますし調整の際の数値から見ても良いと言えるものでした。

 誤算があるとすればやはり引退したはずだった女帝の凱旋、これは恥ずかしながら予想出来ませんでした。

 更に日本のモンスターではなく他国のモンスターと合わせた事です」


「ん?数値上は良かったのではないのか?」


疑問符を浮かび上がらせる。

しかし直ぐに従僕から答えが返って来た。


「確かに数値上では良い物でした。

 しかし私達は数値を意識し過ぎた為数値以外の物を軽視してしまった。

 それはモンスターと素体となる人間の相性です。勿論相性が悪い素材同士を混ぜる愚が侵しませんでしたが予想以上に素体のポテンシャルと混ぜる海外産モンスターの相性が良くなかった事。

 良くないと言われれば悪いと勘違いしてしまいますがそんな事は無くただひたすらにメリットが少なすぎただけです。

 しかしそれを補って余りある性能に満足してしまいそのまま使用してしまった事が我々の敗因だと考えております」


従僕の長い説明に主人の存在は顎に手を添え愚痴を溢した。


「1番性能が良かったから、と満足してしまった我々の負けは必然……か。

 これではあまりお前を責められんな」


主人は勢いよく立ち上がり声を張り上げる。


「全ての研究者に伝えろ!期限を1ヶ月から3ヶ月に延長!そして今の調整に満足する事なく励み続けろとな!

 私はあの方と話をせねばならない事が出来た!それまでここを留守にする!

 その間の護衛は暗部に任せるつもりだ!」


「はっ!」

 

「行け!!」


従僕が礼をすると部屋から出て行くのを見送ると外の景色を見る。


「異界の使者であるアリエス、そして若くしながら女帝という分不相応な称号を貰った女……数年前にも何度も邪魔をされたものだなこの私をっ!!!!」


手を掛けていた窓に罅が入るが周りには誰もいない為苛立ちをぶつける。


「だが女帝には決定的な鎖を付けた。

 アレが未だ機能しているとすればまだ……勝機はあるっ!」


空に憎しみの目を向けた。


「我が忠誠、絶対に届けて見せる……その為ならば人間なんぞ滅びれば良い!!」







ここまで読んで下さりありがとうございます!!

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