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悪魔×事件×ティータイム  作者: 緋夏 鐘成
イリーガル種編
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災餓の謳歌編⑩

連続更新40日目!

遅れたし短いです


例によって私が経営している家兼店に漸々を招待する。

家には家主である私、娘である栞に居候の葬盛と酒呑童子と茨木童子が住む。

元々あった建物をそのまま喫茶店として利用している為部屋の数には一切困っていない。


一応女だけしか住んでいない為漸々は別の建物に南坂と一緒に住んで貰う。

南坂はしばらくの間活動拠点を私と同じくすると言っているのが助かった形だ。


「では改めて挨拶をさせて貰います。

 名前を紅空漸々。本来の名前は長いので省略させていただきました。一応本来の名前を伝えておきます。

 姓を災空紅餓神さいのそらこうがのかみ、名を謳漸おうぜん。このように長いので紅空漸々と名乗らせて貰いますよ。

 そして何故この名前なのかは私でも把握しておりません。しかし戦……という物に興奮する質なのでそういう者だと考えて下さい」


「変わった名前だな」


「略す理由が分かったよ」


「「………………zzzZZZZZZZ」」


「酒に溺れたこの2人は放っておきましょう」


臭いと言える程に酒気漂う2人に魔法を掛けで匂いといびきの音を閉じ込める。

一応女の体なのだからまともに振舞えないのかと葬盛は考えるが鬼である彼女らにとって酒が大事なのだと理解している為煩くは言わない。

ならば他の部屋に行けばと考えたが酒瓶が転がっている状況だった故に1番被害の少ない葬盛の部屋に集まった。

アリエスは2人が起きたら締めると誓う。


「私達に手伝えと言ったからには内容を知らない訳には行かん。

 だから今から説明をさせて貰う」


「興味がないかと言われれば嘘になりますからね。

 是非聞かせて下さい」


「まず最初は私達のこの店に来た高校の女子生徒から聞いた話なんだが────」





漸々に誘拐事件、奇妙な誘拐のされ方、イリーガル種の遺伝子から行方不明になっている学生の遺伝子が発見された事などを説明する。


「難しい状況ですね」


「恐らく異神教の奴らが関わっているとしか推測を立てられないほど情報が枯渇しているからな。

 情報収集をする為に戦力が欲しい、下手に勘付かれて駒が失っては窮地に陥りかねん。そういう意味では酒に溺れて寝てる酒呑童子と茨木童子が仲間になったのはかなり助かっている。

 強いて文句をつける所があるとすれば2人一緒に行動させなければまともに機能しない事だな。

 実質人員が1人減ったような物だ。そこに漸々お前が来てくれたから心配事が1つ減ったよ」


「一応仮契約だという事は忘れないで下さいね?本契約をしたい場合はより良い条件の提示をお願いします」


「優男な見た目に反して戦闘狂なお前にとって最高の釣り餌を用意しているから安心しろ。

 きっと満足するだろうよ」


「ふふふ、楽しみだ」


「ん?」


「どうかしましたか?」


「店ではなく家の方に訪問客とは珍しいな」


普段意識していないが店と家の出入り口は当然違う。

家の方から出入りする事の方が最近少なかったせいか久しぶりに店ではなく家に客が来て少し楽しくなる。


「一応客だから酒呑童子と茨木童子が起きないように流石に静かにしていてくれ」


「「分かっています」」


見た目インテリ優男と狐のお面を被った少女が敬語を使うと絵になるなと思った。

新しい漫画でも開拓してみるか。


2階から降り玄関に到着


「はい」


「えっと、お久しぶりです?」


「絵梨花っ?!」


10年以上前から知り合いのハンターの1人

女性初のSハンターでり日本最強のギルドを興したハンターの1人でもある。

年は31

中学生の時からハンターになった当時としては異常と言われ日本のみならず世界から注目をされる。

そんな人が何故今私の家を訪問したのか?


「相変わらず考え込む癖は治ってないみたいね」


「ゔっ!最近はお前も知ってるだろう?ダンジョンの事件」


「そりゃあ一応まだ現役だからね知らなきゃおかしいよ。

 問題は既に噂の域を超えて確信を持ってハンター達の間で話題になってる。早く解決しなければ今より遥かに多くの人間が死ぬ事になる」


「………………この話は中でしよう」


「そうね」





ここまで読んで下さりありがとうございます!!

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