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悪魔×事件×ティータイム  作者: 緋夏 鐘成
ダンジョン事件編
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神代隆起編 ②

連続更新19日目!

遅れたすまん


秋葉葬盛は今政府の人間と複数のギルドのトップ達と対面している。

ダンジョンが崩れた日も含めて2日間気を失っていた。

それ故に政府と私の事情を知るギルドに説明を全く出来ていない。

そして一昨日の昼頃私が自宅で目を覚ました為急遽集まった形となった。


「それでアリエスさんこの人が……そのダンジョンのボスだと??」


「その通りだ」


「何度聞こうが信じられん。アリエス殿を上回った傑物とは信じられんほど覇気を感じられん。

 理由を聞いても?」


「…………詳しくは話せませんが主の目的の先と私の目的が一致している可能性が高いと知りました。

 ですので契約した次第です」


「貴女が勝ったというのに契約形態はアリエス殿が主で貴女が従僕……か、どう考えても何かあったと見るのが当たり前の状況だが?」


「っ……!流石の慧眼でございます」


「少し頭の良い奴ならすぐに気付くから褒めるな。

 アリエス殿は知っているのですかな?何故このような契約形態なのかを」


「あぁ知っている。だがあまり内容を言うつもりはない」


「アリエス様!出来れば言って頂かなければ納得出来ませんよ!」


「黙れ額後退丸」


「ゴフッ!!!!!」


「「「大臣ーーーー!!!!」」」


50に届いていない若々しさを残しつつ明らかに年齢を感じる変化をしている額をしているのが単純な名前だと一時期話題になったダンジョン大臣の花畑孝平ほのべあきひら

47歳でありダンジョンが出来た当初から活躍をした最強の成り上がり元一般人。

欠点は40後半を迎えてから徐々に下がり出した額の生え際だけ。


「私の身内の話にも繋がる事だ。お前達にもあまり話せん……というより話したくない内容だ。

 私の恥をどこかで晒す事になるしな。

 それよりこの秋葉葬盛は総合力で私より強いにも関わらず私の従僕となったこの意味分かるな?」


「ど、どういう意味ですか?」


「簡単だ。こいつは市民、ハンターの両方に迷惑をかけた。ならばどうする?償いとしてダンジョンの攻略の手伝いをさせれば良い。

 幸いこいつは私より強い私より戦力の確保という面ではかなり優れている。こいつ自身も従える器がある事が関係しているのか部下の召喚も出来る。

 しかもその強さは並のダンジョンのボスより遥かに強い個体を複数だ。知能もある連携も出来る、その連携の秋葉葬盛の援護は戦った私だからこそ言うが脅威というほかない」


「よく反乱しないね」


「出来ない契約となっています。私は目的さえ果たせるのなら喜んで犬となりますが主以外の者に仕える気はございませんので。

 政府だかギルドだか知りませんが……私に物を頼むのであれば覚悟をする事です」


「うぐっ……」


「脅すな葬盛!一応政府は私との契約対象でもある!今後に支障をきたしたらどうする!」


「それは申し訳ありません」


そうも思ってなさそうな態度で大臣とギルドのトップ達に頭を下げた。


「大臣取り敢えず話を変えるが私達が追ってる件はどうなってる?私達がダンジョンの中にいた間に何か動きはあったのか?

 特に学生誘拐事件関連の話が聞きたい」


「うーむ」


束になっている資料を見ながら唸っている大臣を見て何か変化があったのかと考えるがどう変化があったのか予想が出来ない。


「つい先日の事だが……遂に学生ではなく成人を迎えた男性女性までも行方不明になった」


「何?!ちょ、ちょっと待て!今までのケース全て学生しか対象になっていないのにここに来て大人達も対象になっただと?!

 その線はとうの最初に捨てたのにこれではまた推測の練り直しじゃないか!」


苛立ちが魔力の漏れという形で現れた。

それを葬盛に指摘され冷静になる。


「主様ダンジョン内で新種が現れるという話ですが元ダンジョンマスターとして気になります。

 ですので個人で調査をしようと思います」


「おま、そうやって逃げるんじゃないだろうな!?」


大臣やギルドのトップ連中から声が上がる。

葬盛は睨み1つで黙らせると口を開く。


「どうやら貴方達は私が交わした契約というものの重さを理解していないらしい。

 頭の足りなさそうな貴方達にも分かりやすく噛み砕いて説明するのならば一言で充分。

 【奴隷契約】衣食住の保証はされるが私の命の権利は契約者である主に委ね、手足となり盾や矛にもなる事……生殺与奪の権も私の目的を果たした後ならば主様の自由となります」


「う、うーむ」


仕える者としての気迫に押された大臣達は言葉に迷い俯く者が出る。


「あーつまり裏切る可能性はゼロだという事だ。契約も口だけではなく実際に魔法で交わしているからな。

 栞に葬盛の出来る事を記した内容をお前達に送るよう伝えるからもしどうしてよその力が欲しい時は私に連絡を入れてくれ。

 葬盛は……」


一瞥する。

正座をして落ち着いた様子で茶を啜っていた。

やはり上に立つ器を持つだけに落ちたいた立ち振る舞いだと感心するよ。


「主様さっそくですが私は今からダンジョンに潜ろうと思います」


「んぁ!?ちょっと待て!!ダンジョンに潜るには一応免許というか資格が必要なんだ!無資格の者はまず弾かれる!

 そこで更に無資格のままダンジョンに入ったならだ問題になって注目される!そうすれば私達が追っている事件が追えなくなる可能性がある!だからやめろ!!」


「…………?大丈夫です既に取得していますから安心して下さい」


「「「「いつ?!?!」」」」


「主様がまだ気絶している時です。あ、身分に関しては栞様の上司に何とかして頂きましたのでご安心を」


「準備良すぎるぞ栞ぃ」



ここまで読んで下さりありがとうございます!!

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