表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔×事件×ティータイム  作者: 緋夏 鐘成
ダンジョン事件編
36/147

神代隆起編 ①

連続更新19日目!

2章のプロローグみたいなやつ少し始まるで〜


「秋葉葬盛」


「…………」


「私が貴様の主となったのならば黙りは許さん。全て話せとは言わん、だが私が求めている情報は全て吐き出してもらうぞ」


「その……この身体は…………確かに私の物ではありません」


私の記憶の中に資料で見た行方不明の中に秋葉葬盛そのままとまでは行かないまでも似た人物がいる。

他人の空似という可能性は否定出来ない。

しかし色々な伝承、御伽噺で浮遊剣の性質が変わったと言っていたように見た目も変わっている可能性がある。


今秋葉葬盛は自分の身体ではないとまでは話した。

ここまででは行方不明者の体とまだ断定出来ないが話を聞けば分かるはず。


「その体は自分の物ではないも認識したのはいつだ?」


「私が…………確かこの身体で初めて魔法を使った時……です。

 記憶の中にある物より遥かに強くなっておりました。そして私が目覚めた瞬間の時には既に私の中に混じり物が存在していました」


「ん?どういう事だ?」


言い辛いのか言い淀む。

頭の中で秋葉葬盛自身も整理がついていないのかも知れない。


「本来私は巫女服を着るような立場でもなく仮面を被るような舞をしている訳でもなくましてや剣を握る事すらしてこなかった村娘でした」


「はぁ???あれほど戦闘の際【剣神】とやらに頼っている様子で剣を振るっておいて握った事すらない?

 一体どういう事だ」


「恐らく目覚めた私は誰かに仕組まれた訳でもなく本当に天然、偶然の産物で産まれたのだと思います。

 そしてそんな私を見た奴らは私を利用したのだと推測出来ます」


「待て待てその奴らとは一体誰だ?

 そいつらが分かれば貴様のやりたい復讐も比較的楽なのではないのか???」


「無理でございます」


「何故」


「何故かそこだけ記憶が抜け落ちているからでございます。

 数多の他人の記憶を移植されこの身体の持ち主の意識も消え去り私だけの人格が残ろうともその記憶だけは何故か最初から無かったように思い出せないのです」


「つまり……誰かに記憶を移植されたという事だけは覚えている、他人の記憶だという事は理解出来ているそして……復讐に燃えていると」


「はい」


「その復讐の理由は何だ?他人の記憶を移植されて不愉快なのは理解出来る。だが民を全て滅ぼしてでも探し出す手間を考えたら割に合わんように思う。

 貴様一体《《何百年》》彷徨った??」


「っ……!」


秋葉葬盛の肩が跳ねる。

復讐したい理由の核心を突かれればそうもなるか


「……年」


「聞こえん」


「800年……私が後にダンジョンと呼ぶ事をしった世界で彷徨い続けておりました」


「?!?!」


800年?!

それほど前からダンジョンが出来ていたというのか?!!!

ちょっと待てそうなると話が大分変わってくるぞ!


「少し余裕が無くなった。質問を手短にしていく」


「分かりました」


「一応聞いておく学生の誘拐事件は貴様か?」


「違います。どちらかと言われれば私も誘拐された方です」


「新しい謎ぉ〜〜……!!

 くっ!!次だ!ダンジョンからダンジョンの中へと移動出来たりするのか?!」


「出来ます」


「便利だけどまた色々と考えなきゃ行けない事がっ……!!更に質問!ダンジョンの事を貴様自身はどこまで知っている?」


「ダンジョンのマスターとしての範囲まででございます」


つまりそこそこは知ってるけど核心に迫るような事は全く知らないという事か


「次、貴様の中に一体どれだけの伝承、御伽噺が詰め込まれた?」


「恐らく少なく見積もって5つかと」


「微妙な感じだな。それでもあの強さという事は相当【剣神】の強さの割合が大きいという事か」


「他人の記憶とはいえ今は私の一部です。私の記憶が【剣神】があればこそと言っています」


「なるほど」


しれっと記憶と会話しているが意味が分からん事をしている。

まるでまだ別人格が宿っているような口ぶりじゃないか……!


「はぁ……話は続くが────」


「それは─────」




「ねぇこれどうする?」


「捨てる?」


「捨てるにしては出来が良いからなぁ」


「確かにここで遊ばせておくのも勿体無いないから適当に放って情報収集でもする?」


「それ良いな場所どうする?!」


「ダンジョンの奥!」


「なるほどなそれなら人間の間にも付かない訳だ」


「でも偶にダンジョンのボスが勝つ場合があるんだよね」


「それはそれで良いどうせ成功作品になりきれなかったんだから」


「それもそうか」


ボク達はそれを縛っていた拘束を解くと着いてくるように命令を下す。

そのまま黙って目的地まで移動しても後ろを歩いている辺り良く出来ていると自慢したくなる。


「どのダンジョンにしようかなーー」


「ここ!ここで良いよ!世界も広いしボスが討伐されるまで無限に終わらないもん!」


「挑戦者の為に食べられる作物類や寝床が全て用意されている新設設計!だけどボスが死ぬまで永遠に死ねずそこで暮らす事になる恐怖!」


「これの封印を解いたら面白くなりそうだね」


「あぁ……嗚呼楽しみだ」




ここまで読んで下さりありがとうございます!!

面白いと思った方はブクマ、評価をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ