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悪魔×事件×ティータイム  作者: 緋夏 鐘成
ダンジョン事件編
32/147

うねり②⑦

連続更新17日目!1話

何とか2時前w


「先ほど前のそなたの魔力とはまた違う……何故だ?姿形はそなたのままなのに溢れる魔力全くの別人。

 まさかとは思うがその身に英霊でも宿したとでもいうのか?」


「肯定」


「おまけに話し方も変わっているとは妙よな」


「貴様の首取りに行く」


「はははっ!かかって来るがよい!!妾の底力はこんなものではないぞぉ!!

 剣神が言祝ぐ修練の彼方!絶える事のない戦をこの一太刀によって終わらせん!」


「蛮神を滅ぼす救世の願い、撃ち砕く深奥、輝く賢王、堕ちを否定するはその聖王!救世を願いその手に剣を取ったのならば止まらず進撃せよ」


「嗚呼……かの剣神は剣を振るい願いを叶えた!」


「古王の三刃ブリスノルヴァディル


「覇刃ノはじんのウタ


2つ強大な魔力がぶつかり合い空気が悲鳴を上げる。


嫌になるほど冷静な私の頭は放ったたった3本の刃に若干の心許なさを抱いていた。

この状態で初めて使う技らしい技

目の前に広がる世界を埋め尽くさんと迫る浮遊剣に比べたらそれは頼らなく思えてしまう。

しかし私の主人格となっている人物が囁く


この程度で充分だと


「なっっ?!たかが三刃で妾の覇刃の詩を防ぐ……?!!!」


止まらない

確かな魂の宿ったその三刃は迫り来る浮遊剣を全て私の元に辿り着かせる事やく斬り伏せてしまう。


元の私では成し得ない圧倒的な速さと力

これなら奴の首へと届かせる事が出来る。


「ふっ」


魔法ばかり華がない。

私自身が奴の首を取る!


少しだけ熱い感情が蘇った。


「ちっ」


「遅い」


浮遊剣を全て防御に回し接近を拒む。

だが腕を振るえば弾けたく浮遊剣を見て止まらず前に進む事を決める。


「剣神が言祝ぐ───」


「させん」


「がぁぁっ!!!」


ちっ流石に首を取れないか

しかし初めて


「血を流したな」


「妾の体に傷を付けたその罪、どうやって……どうやって償って貰おうか!」


「無駄口を叩く暇があるの!なら!!詠唱を紡いだらどうだ!!」


「貴様がさせんのであろう!くっ!紡ごうとすれば顔に向かって魔力球を放って来よってからに!!

 忌々しい!!だが妾も到底負けるつもりなどない!」


ボスが指を噛み切り血を流す。


「妾が捧ぐ!この生き血を!!!」


「この!!!」


ガン!!!!!


放っていなかった浮遊剣を全て防御だけに回された?!

これでは貫けんっ


「黒剣」


空が割れドロリとした黒いナニカがボスの近くに落ちる。


アレは駄目だ……まずい


愚王の火刑(ブリスステーク)


ナニカの下に魔法陣が現れ炎が巻き上がる。

Bランクのボスだろうと当たれば消し炭にする魔法だが直感でナニカを消す事は出来ないと理解出来た。


「ふふふふふ……!妾の剣は剣神の物さえ超える!!ただ妾が全てを使える訳ではないがな?」


その時初めてボスから地面を踏み込み掴んだ黒剣を振るい私に斬りかかって来た。


「くっ!!」


「無駄!」


「なっ?!!」


剣で防いだ瞬間衝撃波が発生して打ち上げられてしまった。


「ガラ空きだわ!!」


「あぐぅっ!」


必死に避けるがその切っ先は脇腹を斬り裂く。


「ぁぐぅぅぅぅう!!!」


「くっふふふふ!さっきは威勢よく私の魔法を防いでいたけれど何なのこの様は!!?剣に精通しているわけでもないこの私の一撃すらまともに受けられないなんて!

 何て滑稽なのかしら!」


「やはりお前は化け物だ」


「こ……のっ!何度も言いおってぇ!!妾は化け物はどという卑しい名前ではない!

 秋葉葬盛あきはそうじょうと言う名がある!

 今そなたが生きていられるのは妾の慈悲があってこそ!!やろうと思えばこのダンジョンを閉じてそなたらを閉め殺す事も容易ぞ!」


今嘘をついたな

この姿では言葉の真偽の確認も出来るとは便利だなっ!

しかしあの黒剣やっかいだ極まりない。

治癒しているはずの斬られた脇腹の治りが遅すぎる!


出来て止血程度しか出来ていない!!


痛みを堪える様に脇腹を抑える。


「降参してはいかがかしら?もしかしたら私の気が変わって貴女以外の人間を流して上げるかも知れないわよ?」


「ははっ心にも無い事を言うものじゃないぞ秋葉葬盛!」


一体どういう伝承で存在している。

それさえ分かれば打開の手立てくらい考えつきそうなのだがっっ!!


「バレたか……まぁ良いわ。取り敢えず貴女は私の玩具として踊りなさい。

 剣神荒ぶる未刀の頂き、意志を持ち顕現せよ」


浮遊剣が数千という数現れ収束していく。

今まで1番イカれた本数をただぶつけられるだけでも私は嫌なのだが、それを収束させるとはどういうつもりだ?


数千の浮遊剣は5振に分かれ収束。

その姿を剣から人へと変えた。

明らかに異常とも言える魔法、物質をガワだけとはいえ生物に変える魔法など殆ど聞かない。


「五紅神・火月、水月、風月、新月、王月」


「「「「「ご命令を……お嬢様」」」」」


「妾の目の前にいる無礼者を生かさず殺さずの加減で、そうさなぁ……嬲ってやれ。身の程をしるであろうよ」


「「「「「御意」」」」」


「やばいな」


全員が全員AランクのボスつまりSランクのボスと同等かそれ以上の力を有している様に見える。

アーサー王を無理矢理ランクに表すのならSSSは確実にある。

部下である円卓の騎士は最低でもSS、木端のモンスターでさえAランク相当、階層ボスをランクに当てはめるのならSランク+というSSに近い実力を持つ。


そんな存在が1人のみならず部下のような立ち振る舞いをする5人もAランクダンジョンでボスを張れる存在


「恥を捨てて全て使うしか無いのだな」




ここまで読んで下さりありがとうございます!!

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