うねり②②
連続更新14日目!2話!
ダラダラ書いちゃうw
翌朝
テントを仕舞いボス討伐への準備をすすめる。
「茅ヶ崎これを付けろ」
「腕輪?」
「付けているだけで装着者の魔力回復速度が早くなる。範囲攻撃を持ってるお前だがランクはE一歩劣っている状況だからそれはぴったりだろう。
お前の戦闘方法は大剣による近接で逃げ道を無くしてからの範囲魔法攻撃というものだとは理解している。
威力のや身体能力の面に不安があるか?」
「少し」
「ならこれも使え」
私と栞が付けているような耳飾りを投げ渡す。
いきなりの事だったのか慌てている。
「それは私からの身体能力強化を受け入れやすくすると同時に上がった身体能力と感覚のズレを出来るだけ無くしてくれる魔導具だ。
これに関しては全員に配る予定だ。配る理由としては身体能力が上がったは良いものの制御しきれず戦闘に参加出来ないもしくは離脱する羽目になる自体を防ぐ為だ」
初めての情報なのか少し楽しそうに聞いていた。
前衛職なのに範囲魔法攻撃を持つ茅ヶ崎を育てれば一対多のスペシャリストになるかもしれんからな。
多少優遇というなの唾は付けておく。
余計な考えを頭の隅にやり茅ヶ崎が持つ耳飾りと同型の物を栞意外の全員に渡す。
正直桐谷や野々上は身体能力強化の機会に他の奴らより恵まれている為要らないか?と考えたがもしもを防ぐ為に渡した。
「それと茅ヶ崎武器を変えろ」
「武器ですか?取り回しがしやすいようにもう少し小さく?」
「いや、もう少しランクが上がってからなら今使ってる武器も良いだろうが少し振り回されてるように見える」
「ボスの事も考えると確かにもう少し軽めの物にしたほうが得策です」
「だろ?少し待て」
亜空間指輪の中からデカい塊を出しその中からまた大きい物を取り出す。
それは大剣というにはやや小さいが普通の長剣というには些か大きい物だった。
「使え」
「え、いいんですか?!」
「育てると言った手前このくらいの援助はしてやる。それも面白半分って使おうと思ったが私には少し使い辛かったから在庫処分の名目もある。
本当に気にするな」
「ありがとうございます!」
受け取った剣をうっとりと眺めていたが途中で自分が持って来た剣をどうしようかという問題に気付く
「どう、どうしよう」
「あっはっはっはっ!存外抜けているな!ほれ!」
指輪を投げ渡す。
「これを使え!正真正銘一個の物しか入らない亜空間の指輪だ。値段にしても精々30万だから拾い物だと思って受け取れよ?
使い方は分かるか?指輪を嵌めて魔力を込める、目印を付けた後収納と呟くだけだ」
「収納」
大剣が消える。
「凄い……!」
もう構う必要も無いと判断した私は立ち上がり桐谷の元へ向かう。
「しっかり相手の特徴と対策は頭の中に入っているな?」
「バッチリです」
「頼もしいよ。私は育成の観点からピンチにならない限りお前らに合わせて魔法の出力を決める。
と言っても身体能力強化と魔法強化を私が全員に施すから必然的にそれなりの魔法を使う事になるよ」
「愛崎さんがあそこまで強くなっているのですから貴女に師事したハンターはきっと大成するのでしょうね」
桐谷の言葉に私は少し疑問に思い首を捻る。
「どうしました?」
「何か勘違いをしているな?栞は私に師事したから強くなったんじゃないぞ
私が強くなるまで見ていたから強くなったんだ強くならなかったら鍛錬という地獄が続くだけさ」
(結局は愛崎さんが強くなるまで見捨てなかったって事じゃないか)
ふふふと何やら上品に笑っているが桐谷が上品に笑うと何かの黒幕っぽく思えて仕方がない。
見た映画の影響だなこれは。
「まぁ良い……全員!支度が終わればすぐに出発する!武器の点検、装備の点検を早く終わらせろ!
今日このダンジョンを攻略する予定だ!長引かせたらその分だけ市民に負担が行くと心得よ!安心して全力で立ち向かえ!私が全力でパックアップをする!だが細心の注意も忘れるな!
慢心は簡単に自分を殺すぞ!」
空気が引き締まるのを感じる。
全員が死と隣り合わせのハンターをしているだけあり心構えはしっかりしているようだ。
嘆かわしい事に慢心して死ぬ馬鹿も世の中にはそこそこいる。
メンバー見ていると違和感を覚え考えそして分かった。
意外と土魔法を使える者が多い事に、土魔法を使える者が多いという事は自慢もボロボロにしやすく撹乱を多用する場合私達の隙になる可能性がある!
口頭注意だけで対処出来るか?
栞とか桐谷は余裕だろうが前衛を張る茅ヶ崎には出来るのか?能力的な意味合いではなく経験則的に……ちょっと心配だな
ここに来て配置変えるのは愚策だ
「ん〜〜〜〜……?」
「お母さんどうしたの?」
「いや少し気になる事が出来てな茅ヶ崎の靴を少し変えようかと思っていた所だ」
「え?」
近くにいた茅ヶ崎が反応する。
丁度いいからもう渡してしまおう
「茅ヶ崎すまないがこっちに来てくれ」
「あ、はい」
呼べばすぐ来るあたり忠犬の素質あるな……
「少し使い辛い……いやもの凄く使い辛いがいざという時ならばかなり有用だ」
「靴?」
「疲れてくると地面の荒れ具合に足を取られる事もある。ベテランなら大丈夫だがまだ新人の域にいるお前は心配だからな履き替えろ。
それと使い方は魔導具と一緒で魔力を込めろ。そうすれば悪路をどうにかしてくれる」
「ありがとうございます!!!」
私からの援助が多くなったせいか返事がもの凄く大きい。
こいつは覚えているか怪しいが育てる宣言もしてるんだこのくらいはしてやる!
ここまで読んで下さりありがとうございます!!
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