90話 進水式
ヒロツグがあぶく銭を使い始めました。
進水式:船において造船台で組み立てられた新造船舶を初めて水に触れさせる作業・儀式のこと。 進水式と同時に船の命名式が行われるのが通例。進水式が終わると、艤装が開始され、それが終了するとようやく竣工し船舶として完成体となる。進水式の場合はそれがたとえ量産型の船舶であっても必ず一隻ごとに催す。
wikipediaより抜粋
一隻最大で200人くらいまで乗れます。
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ヒロツグと造船ギルド長が混ざって造船ヒロツグになってた箇所修正
〜次の日の朝〜
ヒロツグ「大金も集まったことだし、高くて手が出せなかったあれを注文しようか!」
俺は朝目覚めると体を伸ばしながら意気込み、朝から飯も食わずに港町アメリーヌ港に飛んで行った。
Area:---港町アメリーヌ港---
帆船や漁船がたくさん港に停まっている港に降り立った。
俺は以前下見をした造船ギルドに出向いた。
ヒロツグ「待たせたな!これで巨大ガレオン船を頼む!」
そういって俺は白金貨100枚をテーブルに叩き付けていた。
造船ギルド員「こ、こんな大金いきなりどうしたんですか!?」
ヒロツグ「臨時収入が入ってな。この前白金貨100枚で巨大ガレオン船を作ってくれるとか言ってたろ?早速作ってくれ!」
造船ギルド員「わかりやした!契約書とギルド長を呼んできます!少々お待ちください!」
そう言ってギルド員がギルド長を呼びに行った。
少しすると半魚人っぽい大工っぽいおっちゃんがやってきた。
造船ギルド長「お前さんがうちに巨大ガレオン船の作成を依頼しに来た男か。この書類にサインと身分証を出してくれ。後はこっちでやろう。」
俺はサインと身分証をギルド員に渡すと、しばらくして領収書みたいな紙切れをもらった。
造船ギルド長「巨大ガレオン船の完成には最短1年〜長期で2年ほどかかるからそのつもりでの。」
ヒロツグ「わかった。ところで今現存する最高の新品の船はあるか?」
造船ギルド長「それでしたらこちらになる。」
この前行った別の大きな倉庫に立寄ると5隻ほど大きな船があった。
全長50〜60mの大きな帆船だ。
造船ギルド長「この倉庫にある船がわし等造船ギルド自慢の船達じゃ!。一隻白金貨30〜50枚になるぞ。」
ヒロツグ「よし、全部買おう!」
造船ギルド長「なんじゃとっ?それは本当か?」
ヒロツグ「生憎金はたくさんあるのでな。」
造船ギルド長「それは、ありがとうございました!」
そういって俺はギルド長に白金貨210枚渡し船を5隻買った。
ギルド長がサービスでオプションを色々つけるから夕方まで待てと言われた。
船はポーチにも突っ込めるから取り出す時は海や広い場所に出さないといけないな。
夕方になったら仲間と一緒に取りに行こう。
造船ギルド員「こちら船の見取り図と操作方法になります。」
ヒロツグ「ありがとよ。夕方船を取りに来る。巨大ガレオン船が出来るのを心待ちにしているぞ!」
造船ギルド達「期待してお待ちください!」
Area:---シェルウッド塔最上階屋上---
〜夕方〜
ヒロツグ「というわけで、今朝新品の船を5隻買って来た。
早速みんなで魚釣りしようぜ!」
カーター「ヒロツグさんお金使うの早過ぎです...」
ルシア「まだ私手も付けてないのに...」
エミ「私も...」
ヒロツグ「金は天下の回りものって言うんだ!ただ持ってても意味なんてない。じゃんじゃんみんなで使って楽しもうぜ!」
カーター「それはそうかもしれませんけど...」
ルシア「確かにそうかもしれないけど...あまり納得出来ない。」
エミ「ヒロツグらしいね。」
ヒロツグ「んじゃ、港に行くぞ!早速進水式の始まりだ!」
そういって俺は拠点から港への転送魔方陣を作成した。
Area:---造船ギルド---
造船ギルド長「オプション装備を装着したぞ。こいつが説明書だ、後で読んでおいてくれ。」
そう言って分厚い羊皮紙を渡された。
ヒロツグ「ありがとよ、船が出来たらエドガー隊を探しているとグラスター城に出向いてくれ。」
造船ギルド長「わかりました。」
ヒロツグ「1年後が楽しみだ!」
造船ギルド長「期待してお待ちください。」
俺は買った新品の船5隻をポーチに突っ込み港に向かった。
Area:---港町アメリーヌ港---
エドガー「ヒロツグ殿!手の空いてる部下達に釣り具を買わせて一体何をなさるつもりですか?」
ヒロツグ「そんなの決まってるだろ?今日はみんなで釣り大会さ。エドガー隊のみんなをあそこの空いてる船着場に集めといてくれ。」
俺は手の空いてるエドガー隊に釣り具を買わせ5隻の着水式を始めた。
エドガー「ヒロツグ殿!この船は一体?」
ヒロツグ「今朝造船ギルドで買ってきた、今日はみんなで楽しく船釣りしようぜ!これに船の見取り図と船の操作方法が書いてるあるから、今後はエドガー隊で船の管理してくれ。」
エドガー「了解しました!」
カーター「ヒロツグさん、船の名前はどうするんですか?」
ヒロツグ「まだ決めてないな、ちょうど5隻あるし俺等の名前でも付けとくか。」
ルシア「ヒロツグ船、エミリーズ船、カーター船、ルシア船、エドガー船ってところかしら....」
ヒロツグ「ああ、気に入ったか?」
ルシア「安直なネーミングセンスね。」
カーター「ええ...でもどれも立派な大きな船ですよね...」
エミ「1隻いくらかかったの?」
ヒロツグ「大体白金貨50枚だ」
カーター「じゃぁ、僕らの船ということで料金の白金貨50枚渡しますね。」
ルシア「それもそうね」
エミ「はい、ヒロツグ!」
そういってエドガー以外のメンバーから船の代金の150白金貨が戻って来た。
ヒロツグ「別にいいのに、こいつで漁業でもしてこれから金稼ぐからきっとほっといてもいつか金が戻って来るんだぞ?」
カーター「でも、自分の名前の船くらい自分で買いたいですよ。」
ルシア「ええ、幸いお金はたくさんあるし。」
エミ「そうだよねー」
安易に仲間の名前を船に付けてしまったし、こいつらも自分の名前の船くらい自分で買いたいのかもしれんな。
逆の立場なら俺も金を払ってるな、うん納得した。
エドガー「ヒロツグ殿!この船ほんとに私の名前を付けてよろしいのですか!」
エドガーが俺に興奮して話しかけてきた。
ヒロツグ「ああ、今日は楽しく魚でも釣ろう!」
エドガー「ありがとうございます!自分の名前の船が持てるなんて夢にも思いませんでした!」
ヒロツグ「隊長も喜んでくれてなによりだ。」
俺達は船で大海原に乗り出し、みんなで魚やモンスターを釣り上げその日の夕食は魚料理となった。
〜つづく?〜
Area:---造船ギルド---
ヒロツグ「おい!これで更にでかいガレオン船作っといてくれ!」
俺は白金貨150枚をテーブルに叩き付けた。
造船ギルド長「またお前さんか!こっちはまだ船の設計段階だと言うのに、更にでかいガレオン船が欲しいじゃとぉ!?」
ヒロツグ「従業員が過労死しない程度に急いで作ってくれ!用はそれだけだ!じゃあな!」
〜つづく〜
ヒロツグ「金は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃあない、強力な財力なんですよ。金は使わなきゃ。大勢の国民から搾り取ったのは使うためでしょ? 」
カーター「いや、それはヒロツグさんが...」
ヒロツグ「さ、さっさと使ってさっさと終わらせて下さい。こんな汚いお金は。」




