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欠けている  作者: ausunoto
92/99

92話 ツナグの過去





    ・・・だったら僕は


    ・・・プロになりたく


    ・・・ありません





ワンモア事務所


ヴェル「ツナグ?」


シアン「どういうことだ?」


ワスア「なぜ

    歌番組が嫌なんだね?」


ツナグ「・・・」







       お前 いつも


       みんなと違うこと


       言うんだよ








ツナグ「・・・それは」










       ズレてるって言うかさ









カナデ「ツナグ!?」


ツナグ「・・・」





        


       もう お前







ツナグ「・・・嫌だ」








        消えちゃえよ!!










ツナグ「・・・









      いやだあああああああ!!


      あああああああああああ!!


      ああああああああああああ!!!











ワスア「ツナグくん!?」


カナデ「医者を呼んでください!

    それから!!







        拘束具も!!








ネア「拘束具!?」


カナデ「無いならロープで!

    それから

    ガーゼと鎮静剤も!!







         速く!!











カナデは

“慣れた手付き”で

ツナグを拘束具で縛り


口に大量のガーゼを

つめ込んだ


到着した医者が

鎮静剤で落ち着かせ

眠らせる





別室


 



     そこで待たされてた


     欠けているのメンバーと

   

     ネアとワスア







ネア「・・・どう言う事なの?

   ・・・少年はどうしたの!?」







       めずらしく


       ネアが取り乱している








シアン「・・・明らかに

    ・・・普通じゃなかった」


ティア「・・・そうですね

    ・・・どう考えても

    ・・・異常です」


ヴェル「・・・」


リエル「・・・」



シアン「なんか

    ヴェルにリエル






      俺らほど


      取り乱していねえな?







ティア「・・・え?」


シアン「・・・まるで





       こういう状況を


       知ってる



       もしくは


       慣れてるみたいな










ヴェル「・・・」


リエル「・・・」


シアン「そういう感じに

    見えたんだが?」


ヴェル「・・・それは」


リエル「・・・






      ・・・話していいよ?


      ・・・ヴェル?







ヴェル「リエ!?」


リエル「どっちみち

    いつまでも

    秘密にできないでしょ?」


ティア「・・・何をですか?」


リエル「・・・僕は




  


      ・・・精神障害者


      ・・・なんだ










シアン「・・・え?」


リエル「・・・寛解したけどね」


リエル「だから

    慣れてると言うか

    “体験してる”」


ヴェル「・・・言っちまったか」


リエル「ヴェルが

    シアンたちほど

    取り乱さないのは





      ・・・そんな僕を


      ・・・見てるからなんだ







シアン「・・・」


ティア「・・・」



ネア「・・・じゃあ

   ・・・少年は




     

      ・・・精神障害者


      ・・・なの?







リエル「・・・わからないけど






      ・・・昔の僕を


      ・・・見てるようだった









ネア「・・・そんな」








       カナデが


       別室に入ってきた








ネア「カナデ!

   少年は!?」



カナデ「・・・






      ツナグが


      もしもの時は


      話していいって


      言ってたから







カナデ「・・・話すけど







       ・・・重いよ?


       ・・・覚悟はある?






ネア「・・・」


シアン「・・・いいぜ?

    ・・・聞かせろや?」




カナデ「・・・ツナグは






       ・・・精神障害者


       




カナデ「・・・一歩

    ・・・手前だったの」


ネア「・・・え?」


シアン「・・・何があった?」


カナデ「・・・ツナグは






      ・・・中学時代


      ・・・イジメられてたの








ティア「・・・ツナグが

    ・・・ですか?」


ヴェル「・・・」


リエル「・・・」




カナデ「・・・ツナグは





      消えちゃえよと


      言われた その日から

 

      イジメにあっていた








カナデ「・・・ジアゼっていう

    ・・・奴が居たんだけど





      何かとツナグに


      目をつけては


      虐めていた





      私も守ったけど


      四六時中


      傍に居られるわけじゃ


      ないからさ





シアン「・・・」


ティア「・・・」



カナデ「・・・どうしても






     ・・・守れない時は


     ・・・守れなかった






ヴェル「・・・」


リエル「・・・」




カナデ「・・・ツナグの

    ・・・歌詞を





      ・・・盗作されたことも

 

      ・・・あったの








回想 中学時代

作文コンクール






      どうしたって


      この想いは


      止める事ができなくて


      気がつけば


      君の名前を叫んでいた






ツナグ「・・・




       ・・・それ


       ・・・僕の




ジアゼ「良い歌詞だろ






        ”俺の歌詞“はw?







         回想 終了











ネア「・・・ゆるせない」



カナデ「・・・そして







      ジアゼが問題を起こして


      警察に連行される時








ジアゼ「・・・どうせ

    ・・・お前だろ!?





       チクったのはさああ!?








ツナグ「・・・僕は

    ・・・何も」



ジアゼ「・・・てめえだけは








      ・・・出所したら


      ・・・ぶっ殺してやる









ツナグ「・・・」







       連行されるジアゼ








ツナグ「・・・」


ツナグ「・・・・・・」


ツナグ「・・・・・・・・・」






        ツナグ!?






    駆けつけたカナデ







カナデ「ツナグ!?」


ツナグ「・・・







     うああああああああ!


     あああああああああ!!


     ああああああああああ!!!!










カナデ「ツナグうううう!?」







         回想 終了






みんな「・・・」


カナデ「・・・そのまま

    ・・・ツナグは





      ・・・精神病院に


      ・・・入院した










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