↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
67/84

第22話(2)

 昼食を食べ終えて準備が整った頃、

 時間を合わせたように美女二人が現れた。

 三つ編みの似合うフィルと、

 透き通るような水色ロン毛の美女。

 身長はあたしと同じくらいか。

 この人が女王護衛団“白銀”の筆頭ね。

「ケイトさんの御父上には

 いつもお世話になっております。

 サイレン・テラー・スタンジブといいます。

 私のことは気軽にサイレンとお呼び下さい。」

「あ、ケイトです。

 私のこともケイトと呼んで下さい。

 こちらこそいつも父がお世話になってます。」

 なんか声まで透き通ってる感じ。

 舞台歌手か名の知れた吟遊詩人みたいな雰囲気だわ。

 肌は羨ましいくらいに物凄い色白……

 美容液なに使ってるのかな。

 装備はダークブルーのワンピースを模した

 今流行りのローブ(法衣)か。

 確か今年の夏に出た新作。

 ファッション系に強そうなのはいいけど

 武器の類が見当たらないから魔法か魔術系かしら。

「すぐに行きたいんだけど二人とも大丈夫?」

 そこは二人とも即答で

「はい、大丈夫ですよ。」

「私も大丈夫です。

 あ、皆さんにはこの水筒を腰に下げて頂ければ。」

 サイレンはそう言って皆に水筒を配った。

「水筒?」

 500mL入るの?と思ってしまうくらい

 随分と小さい水筒ね……

 あ、これって

「父さんがいつも腰に下げているのと同じやつ?」

 ケイトにそう言われ、

 サイレンはニコリと笑みを見せる。

「よくお気付きになりましたね。

 この水筒は私の通信手段になっています。

 普通に飲めますが、水は決して絶やさない様に。」

「水が通信手段?」

「はい、

 私の魔力は一般国民に最も多いと言われている水属性。

 私はそれに特化した水魔術師です。」

 !

 水系魔法の得意な魔法使いが特化した上級技能!

 白銀筆頭は伊達じゃないな。

 ケイト、ドール、フィルの三人は

 渡された小さな水筒を腰に下げる。

 フィルはブラブラしない様、

 腰にしっかりと固定させていた。

 接近戦で身体を動かすから、

 不用意に動いてしまうのを嫌うのだろう。

 父ヴェスターの戦闘スタイルは足腰を落ち着けて

 タンク(囮役)の様に戦う騎士タイプ。

 フィルは身軽さを最大限に活かして戦う軽戦士タイプ。

 その違いがはっきりと分かるように感じた。

「じゃあ行くわよ。」


 ケイトたち四人の地下鉄遺跡侵入が始まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。