パフェ
「…それで?お前はどうしてホイホイ人を信用するんだ?」
ルウ君、1.5人前だって書いてあるパフェとメロンソーダ独り占めしている光景とその言葉、合ってないよ。
私と知り合いだというソルトゥフさんと出会ってもう何日…数週かな?経ったけど、彼はまだルウ君に信用されてないらしい。
「ルウ君が不信過ぎるんじゃないの?」
「あのな、普通そんなすぐに打ち解けられるか?あんなやつを…」
「…最近そればっかり。聞き飽きた。」
ファミレスでルウ君の魔法を発動させてはまずいので、あまり逆撫でしたくはないけど、流石に言っちゃうよ。
問題になっているソルトゥフさんは、シャルルと一緒に別行動。お互い、聞きたい事(恐らく、私について。)があるんだとか…。
世間一般のいうデートとして見ているけどね!
ルウ君はイライラと比例して一口分のパフェの摂取量が増えていってる。
「本当にあいつはお前の知り合いなんだろうな?」
「多分…。」
「はぁ…。だから信用できないんだ、お前は全くあいつのことを思い出しそうにないしな。やっぱりあの話は嘘なんじゃないか?」
「そ…それは怪しいかもだけど…。でも、初めて会った気はしないし…どこか見覚えがあるというか…。」
「…やっぱ信じらんねぇ。あの銀髪も、俺の事をすっかり忘れて命狙いに来た奴の記憶力もな」
う…まだ根に持ってた…。
「それとこれは別!そんなに気になるんなら、ソルトゥフさんを見張ってたら⁉」
その言葉に明確な返事は無かったものの、「そうか……、そうだな」と呟くのが聞こえた。あ、余計なこと言ったかも。
「行くぞ」
ルウ君は立ち上がった。ちゃんとレジに伝票持っていくのは偉い…って待って、もう完食してるの⁉あの大きいパフェとメロンソーダを⁉
「ちょっ…行動早いよルウ君!」
私は急いで飲みかけの紅茶を喉に通した。
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