目が覚めたらそこは……
新キャラ登場ー!
私は気を失っていたようだった。気がつくと、八方に張り巡らされている丸太が目に入った。
天国にしてはやけに地上の世界のログハウスの天井に近い景色だった。
「気がついた?」
不意に降ってきた声に私は驚いて起き上がった。
落ち着いて周りを見ると、まあまあ質素なログハウスの中にいるようだ。
元には赤毛の髪を結んだ少女が一人、木製の椅子に腰掛けていた。
「ここはどこなの?私、死んだはずじゃ…。」
そこで体を見ると、傷は跡形もなく消え去っていた。
私は少女に話しかけた。
「…あなたが治してくれたの?」
少女は照れくさくさそうに右頬をポリポリと掻いて言った。
「うん。…治したというより、時を戻したの。」
「時を?」
「そう。」
少女は手のひらでドームを作るように私の肌にかざした。
すると、その手のひらに沿うように青緑色に光るドームが現れた。
「この中のものの時を戻す魔法なの。覚醒してから知った。」
「…一体どういうことなの?」
少女は少し考えてから口を開く。
「…口で言うのは難しいんだけどね、何かを強く願ったときに人はそれを叶えるような魔力を持つようになるんだって。それを覚醒って言うの。私の場合はね、住んでいた国が攻められたときに、お父さんが怪我しちゃったの。」
私の脳裏にあの日が浮かぶ。燃え盛る炎、人々の叫び声。きっとたくさんの人が死んだ。
……この子も、フルーリュンヌの子なんだ。
「その時私ね、お父さんが死んじゃうのが怖くて、傷が治せたらって………強く思ったの。そしたら」
「…覚醒した、そういうことね。」
少女は悲しげな空気をまとって頷いた。
「…ごめんなさい。私、何も知らなくて…辛い思い出まで離させちゃって…」
「ううん。いいのよ。それより、もう大丈夫?」
「私?私は平気。こう見えても戦士だから、こういうのは慣れっこなの。でもありがと、助けてくれて。」
私は笑ってみせた。少女は安心したようにため息を吐いた。
「よかった。あ、言い忘れてた。私はシャルル・リーローザ。ここに住んでいるの。」
「ああ、初めまして、リーローザさん。私はエイラ。エイラ・ヴィットレイ。」
「シャルルでいいよ。私もエイラって呼んでいい?」
「いいわよ」
私は少しくすぐったかった。こんな会話なんてした覚えがない。
少なくとも私がシュネーになってから。
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新キャラ登場&説明回ーー




