ざわつき
お久しぶりです。幾慧のエイラターン久々到来です。
いつも読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
閲覧数が増えていくのが何よりの励みです。
これからもぜひともエイラちゃんやルウクス君をよろしくお願いします。
少しばかりの違和感を持ちつつ、城に帰ってから父に
「随分と大きな狩りができました。」
と平然と言うとものすごく心配そうな顔をされた。
なんとかフロストの口八丁で「全然問題ないです。心配はいりません。」アピールはできたから後で何かあの鴉に礼をしなくちゃ。
本当、トリ頭のくせにね。
何回でも言ってやるわよ、トリ頭!
(……あれは何で無駄な所でスペック高いんだろう…?)
部屋に入るなり、弓も全部床に放り投げてベッドにダイブ。
大したことはしてないのに、どうしてこうも疲れているのかしら。
あの時―“エイラ”って聞いた時―に頭を使ったから?
そもそも…どうしてあの時にあんなになってしまったの?
それは変な錯覚が起きたからよね。でもどうして?
…だめだめ。また脳がパンクしちゃうじゃない。
思考がそこまで達した時、思い出したように胸元に走る冷感。
……ペンダントだ。
そうそう。これについても結局何もわかっちゃいない。どうして持っているのか、どうやって手に入れたのか。唯一判っているのは、これを見るたび、頭の中の深い奥みたいなところがチクチク痛むことだけ。
…ああそれだ。そのチクチク感。
さっきの混乱もそんな感じだった。
ということは、このペンダントもエイラとつながっている。
もしくは、(その2つが何か私の記憶にひっかかっているから)ほんっっとに小さい頃に何かあったとか…。
いや、でも、エイラはフルーリュンヌ側よ?てことは、私がフルーリュンヌと友好してたみたいじゃない。そんなの矛盾してるわ!
けれど…。
ああまた!もう自問自答はおしまい!
……って、私がやけに自問自答している。
…いや、できてると思ったらフロストがいないわ。フロストがいると騒がしいから、ゆっくり思考するなんてできたものじゃない。
…はぁ…。私に父上様の怒りの雷は落ちなかったけど、フロストには直撃してるみたいね。
……ざまあみろ というか、ごめんね、というか…。
エイラ独白回でした。
もう少ししたら2つの物語が交錯していきますのでお楽しみに。
閲覧ありがとうございました。




