サブタイ考えるのめんどくさい
どうも、つまらないお話を読んでくれる暇人の皆様!
ありがたや、ありがたや。
お久しぶりです、ゆぅデス。
テンションが異常です。
「ほら、買ってきたぞ」
眠たそうにしている赤い瞳の目が黒く、鼻辺りまで伸びた前髪の隙間から覗いている。
その男は買ってきたものをめんどくさそうに簡素なテーブルにのせる。
彼と同じ赤い瞳で濃い紫の髪を腰まで伸ばしている女が顔を男の方を向けた。彼女の前には刻まれた食材がある。料理中のようだ。
「あら、ぼうや。早かったわね。こっちに持ってきてちょうだい」
「……………」
いい加減、その“ぼうや”と呼ぶのをやめてほしいが言ったところで何も変わらないことはわかっている。
俺は諦めの溜め息を付きながら、買ってきたものをソフィンヌに渡した。
「ありがとね」
「ん………」
出会った時からずっとこの呼び方。
始めは“やめろ”とか、声に出して言っていたが、結局今も“ぼうや”のまま。
椅子に腰掛け、目をつむる。
こうやって座ってゆっくりしたり、落ち着いた食事ができるようになったのはつい最近のことだ。
俺たちがこの街で暮らし始めたのも半年前頃だ。それまではずっと旅をしながら暮らしてきた。野宿することも少なくはなかった。
しばらくして食事が運ばれてきた。
この家で暮らし始めてから、『流しがある! ガスがある!』、なんてソフィンヌは大はしゃぎして、それからずっと食事を作っている。
「そういえば、こういう食事ができるようになったのは最近のことなのよね」
「っ!…そうだな」
自分が考えていたことをそのまま、突然言われてかなりびびった。
「あらぁ~?もしかしてぼうやも同じこと考えて」
「うるせェ!」
こいつ……、人の心ン中でも読めるのか?
「まあ、ちょっと前までは、倒した魔物の肉をそのまま焼いて食べるのが日常だったものね」
「……………」
あ魔物に襲われていた俺はソフィンヌに助けられた……らしい。
出会った時のことはあまり覚えていない。
それから俺達が安心して暮らせるような場所を探して旅をした。
そして半年前、ついにここに着いたのだ。
今まで色々あったな……。
壊された家々、辺りに散らばる死体、赤く染まった……。
5年前の出来事が脳裏を掠めた。
「冷めちゃうわよ?」
「ん……あぁ……」
新キャラ登場しましたー
読んでいただきありがとうございます




