~女神の煌めき~ー26
(キットの魔法は威力が強力な代償に詠唱に長い時間がかかる。だが、あの魔法を使えば、いくら強大な力を手に入れたプレデターとはいえ、跡形も無いだろう) レオはそう思いながら、再生したプレデターに向かって走って行った。
片手剣と盾を持って走ってきるレオを見て、プレデターは腕を剣の形に変形させた。レオは走った勢いをすべて剣に乗せて下から上へ振った。その一撃はプレデターの剣(腕)と空中で衝突した。プレデターの剣はファーストコンタクトには耐えたが、継続的にレオの剣を抑えることは出来なかった。レオの剣はプレデターの腕を切断した。腕は空中へと舞った。振り上げた剣を強く振り下ろした。が超速で再生したプレデターの剣がレオの剣を止めた。そして、プレデターの反対の腕も剣になり、無防備なレオの腹にめがけて伸びた。だが、それを見逃さないのがレオだ!レオは盾で不意打ちを防ぐと、衝撃でノックバックした。割れ目の入った盾は消滅した。
盾をなくしたレオは2本の細い剣を即座に取り出した。レオはプレデターに飛び掛かると、細く軽いその剣をプレデターの身体めがけて切り込んだ。剣の軌道上にプレデターの剣が現れ、阻まれそうになったがギリギリで剣の軌道を変え、プレデターの剣を搔い潜り身体を目指した。あまりもの速度にプレデターは後手に後手に回った。
そしてついにプレデターが距離を取ろうと後方に飛んだ。だが、それよりも速くレオは動いていた。プレデターはレオから距離を取ったはずだったが、さっきまでいた場所にレオはいなかった。レオはプレデターの背後を取っていた。レオはプレデターを後ろから切りつけ、首を切断した。落ちる頭からプレデターはなぜ、レオの速度が急に上がったのか理解した。
レオの身体から青い靄のようなものが出ていた。これはミッシェルの付与魔法だ。リチャードの回復が終わったミッシェルがレオに加勢していたのだ。そしてレオは頭を落としても死なないことは分かっていた。残った身体へ向かって左右の剣で切り込んだ。プレデターは為す術なく身体を削がれていった。
(このまま押し切る)そうレオが思った時だった。レオの速度になれたプレデターが入乱れるの剣を止めた。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
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章ごとに違うお話なので気になった章だけでも、どうぞ見て言ってください。
同じ世界戦の話なので繋がりはあったりなかったりしますが……。
個人的に好きなのは5章です。
よろしくお願いします!




