~女神の煌めき~ー27
右剣をプレデターに掴まれ、焦ったレオは左剣でプレデターの右腕を切断した。がそれこそがプレデターの狙いだった。剣を解放しようとプレデターの右腕に集中した結果、プレデターの左手がレオの身体を切り裂いた。
『グハッ』衝撃で飛ばされたレオは地面に転倒した。
『レオっ!!』ミッシェルは声を上げ、すぐに遠隔回復魔法をかけた。
傷口はすぐに消えたが、痛みは消えなかった。
『レオ!もう十分じゃ!!』そうキットが叫んだ。
レオはまだプレデターと戦いたいと思ったが個人的な感情は捨てた。そんな悠長なことを言える相手ではないことは分かっていた。レオは剣を消滅させ、ミッシェルとリチャードの方に向かった。プレデターはまだレオへの執着が強く、戦闘意思が無いレオの所にお構いなしに転移した。————否、できなかった。
プレデターの周りにはいつの間にか結界が張られていた。プレデターは結界の存在に気づき壊そうと体当たりしようとした瞬間だった。結界の中心に小さな黒い球体が現れた。結界内の空気やプレデターなど、すべての物がその球体に近づいていた。そして吸い込んだ。すべてを吸い込むと結界内は白い光の中に黒い球体が浮かんでいるという異常な光景だった。そしてすべてを吸い込んだ数秒後、その球体は爆発した。爆発の衝撃で結界は壊れ、肉片が泡を吹きながらそこら中に飛び散った。その時、全員がプレデターを倒したんだと確信した。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
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章ごとに違うお話なので気になった章だけでも、どうぞ見て言ってください。
同じ世界戦の話なので繋がりはあったりなかったりしますが……。
個人的に好きなのは5章です。
よろしくお願いします!




