~女神の煌めき~ー19
リチャードは部屋の中にテントを張っている。ミッシェルは大きな魔方陣を書き、その中心にレオを寝かせた。ミッシェルとキットは魔方陣を二人で囲み、呪文を唱えだした。唱え終わると二人は手をレオの方に向け、魔力を送り続けた。
リチャードはその間に火を起こし、料理をしていた。
リチャードがご飯を作り終えたことを横目で見て気づいたミッションは言った。
『キットさん。後は私だけでどうにかなるわ』
『何を言う。二人でやろう』
『いいえ。いつあいつが襲って来るかわからないのです。もし急に襲って来た時にキットさんが万全じゃないと、みんなが危険だわ。あなたが頼りなのよ』
『わかった。疲れたらいつでも変わるから言ってくれ』ミッシェルの気持ちを汲み取ったキットは言った。
『ありがとう』そうミッシェルは言った。
そこから3時間ミッシェルは魔法をかけ続けた。
『ミッシェル!飯食べろよ』
そうリチャードが言うとようやくミッシェルはキットと交代し食事を取った。
『顔色悪いけど大丈夫か』そう心配そうにリチャードが聞いた。
『ええ、これぐらい平気よ』どことなく窶れたように見えるミッシェルが答えた。
食事を終えるとミッシェルはすぐにキットと交代した。
『変わるわ』
そう言うミッシェルにキットは少し強めの口調で言った。
『もう少し休んでおけ』
だがミッシェルは『いいの。私にやらせて』そう言った。
『お前が倒れたら意味がないだろ。この部屋には防衛魔法を張っておくから2,3日はここでレオの回復をゆっくり待とう』
キットの言葉にミッシェルは『わかったわ』と言うと簡易ベッドで眠りについた。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
ブクマ、評価など頂けると嬉しいです。
章ごとに違うお話なので気になった章だけでも、どうぞ見て言ってください。
同じ世界戦の話なので繋がりはあったりなかったりしますが……。
個人的に好きなのは5章です。
よろしくお願いします!




