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【1・2・3・4・5章完結】Mythical Legends   作者: りゅうせい
第5章 ~女神の煌めき~
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~女神の煌めき~ー15

 レオは火を見つめながらミッションに語り始めた…。


 俺には最愛の妻が居た。そういた。あれは今から10年前のこと、ハレックを旅立ってすぐのことだった。俺は旅の途中で寄った町で何日間か滞在していた。ちょうどその頃の俺は路頭に迷っていた。旅の目的や生きる意味について悩んでいた。そんな時だった。その街に唯一ある小さな酒場に行ったんだ。まだ時間は早く客は俺しかいなった。そこでバーガールとして働いていたのが妻だった。俺は一瞬で恋に落ちてしまった。その日から悩みなんて忘れて、毎日彼女に会いにその酒場に行った。そこではいろんな人達と仲良くなってなぁ。あの日々は本当に楽しかったなぁ。

だけど俺は冒険者だ。ずっと遊んでるわけにはいかない。旅に出ないといけない。俺は彼女と別れることが辛かった。たまらなく辛かった。だから、彼女を旅に誘ったんだ。ダメもとで。無理だと思ってた。だけど彼女は笑顔で俺と一緒に行くと言ってくれた。嬉しかった。あの時の気持ちは今でも覚えてる。そして俺達はその日から二人で旅に出た。それは本当に楽しい旅だった。一人より二人の方が楽しいもんなんだよな。そして彼女と長いこと旅をして、結婚までした。この幸せがずっと続くと思っていた。

 だが、ある時珍しく喧嘩をしてなぁ。喧嘩の内容は覚えていないが、覚えてないレベルのとても些細なことだったと思う。喧嘩した日は森にテントを張っていた。怒った彼女はテントを出て行ってしまったんだ。小さな森で名前も無いような森だ。何も無いと思っていたし、俺もその時はかなり感情的になっていて彼女を追いかけなかった。彼女は魔法も使えなければ、武器を扱えなかった。俺はそれを分かっていたのに追いかけなかった。すべては俺の責任だ。数時間しても彼女は帰って来なかった。あまりにも彼女の帰りが遅いのでさすがに心配になった俺は彼女を探しに森に向かった。

 彼女はすぐに見つかった。変わり果てた姿で……。回復魔法をありったけかけたが彼女は戻らぬ人となってしまった。俺はものすごく後悔した。後悔と同時に憎しみの感情も湧き出ていた。彼女のブレスレットやネックレス、指輪が無くなっていることから金目の物を狙った犯行だと思った。まだ近くに犯人がいるかもしれない。そう思い森中を飛び回った。

 そしたら、たまたまゴブリンの群れを発見した。その森はゴブリンの生息地じぁないから、おかしいと思い近づいてみるとゴブリンの盗賊団だった。俺は確信したそいつらが彼女を襲ったのだと。そこから先はあまり覚えていない。だが、気がつくと俺の周りにはゴブリン死体が200はあった。

 俺は正気を取り戻し、彼女を連れて彼女の故郷に帰った。その日から俺は彼女を生き返らせるために世界を旅している。いろいろな物を試したが、全部成功しなかった。女神の煌めきが最後の希望なんだ。



ここまで読んでいただきありがとうございます!!

ブクマ、評価など頂けると嬉しいです。


章ごとに違うお話なので気になった章だけでも、どうぞ見て言ってください。

同じ世界戦の話なので繋がりはあったりなかったりしますが……。

個人的に好きなのは5章です。


よろしくお願いします。

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