~女神の煌めき~ー14
模擬戦を終え、みんなで焚火を囲んで夕食を食べていた。
『決戦は明日でいいわね。危険を感じたら、すぐにここに逃げてくる。いいわね?』ミッシェルが言った。
全員が頷くとその日はあまり騒がずにおとなしく寝た。レオは夜中に目が覚めてしまった。トイレに行こうとベッドを出ると、ミッシェルが焚火の近くにまだ起きているのを見つけた。ミッシェルもレオに気がついた。
『あら。あなたも眠れなかったの?』
『なんだかな。トイレに起きてしまった』笑いながらレオは言った。
ミッシェルも笑顔を返した。だが、その笑顔はぎこちなく目は笑っていないようだった。レオは少し違和感を覚えたが何も言わずにトイレに向かった。
レオはトイレから戻り、ミッシェルに歩きながら言う。
『じゃあ、寝るよ。明日頑張ろうな』
『ねぇ、一つきいてもいい?』ミッシェルはレオを呼び止めた。
『あぁ』
そうレオが言うとミッシェルは手で隣に来てとジェスチャーでレオを呼び聞いた。
『あなたも女神の煌めきを求めてここに来たのよね』
レオは質問の奥にある意図をすべて理解したうえで答えた。『そうだ』
ミッシェルは火を見たまま言う。
『聞いてもいい?』
『あぁ、俺には最愛の妻が居た。そういた。あれは今から10年前のこと———————』
章ごとに違うお話なので気になった章だけでも、どうぞ見て言ってください。
同じ世界戦の話なので繋がりはあったりなかったりしますが……。
個人的に好きなのは5章です。
よろしくお願いします。




